初詣の悪夢-3
あれからどれくらいの時が経ったのだろ・・・
ようやく坊主頭の男が女子トイレから出てきて、その背後には50前後の白いタオルを鉢巻き代わりにしたおっさんと、パンチパーマのおっさんがニヤニヤしながら現われ、
「おう、スマンスマン!中々良い女だったもんでなぁ・・・」
「ちょっと長引いちまったなぁ?」
「重さんと辰っつぁんは、相変わらずネチネチ責めるねぇ?まあ、お陰で俺はすんなりやらせて貰えたけど・・・ハハハハ」
おっさん達の卑猥な会話を聞き、私は激しく暴れ出し、
「お前ら、母さんに何をした!?」
何をされたか、そんな事は聞くまでもなく想像出来る。だが、問い詰めなければ気が収まらなかった・・・
「兄ちゃん、威勢が良いのぉぉ・・・ここでブー垂れとらんで、早く母ちゃんの所に行ってやれ!」
「風邪引くといかんからなぁ・・・」
「「ハハハハハハハハ」」
重と辰と呼ばれた二人の男が、私に嘲笑を浴びせながらその場を立ち去ると、坊主頭と私を抑えていた茶髪と赤髪も笑いながらその場を去って行った。私は握り拳を振るわせ、その後ろ姿を見送ると、女子トイレ目掛け駈けだした。母はどうなっているのか?
私は人目も気にせず女子トイレに飛び込んだ!
女子トイレは、男子トイレよりも少し狭く、個室も二つだけだった。手前の個室は扉も開いていて誰も居なかった。奥の個室もドアが開いていたのだが、正面に行き中を見た時、私は呆然とその場に立ち尽くした・・・
奥の個室には、便座に座った母の姿があったのだが、その姿は・・・
赤いジャンバーは脱がされて、ドアのカバン掛けに掛けられていて、母の表情は、心此処にあらずといった状態で呆然として居た。口の右側からは白い精液が涎のようにたらりと垂れ、上半身は、茶色のセーターをクルクル丸められるように首まで上げられ、ベージュのブラは切られたのか足下に落ち、母の巨乳だけが丸出しの状態にされ、下半身は、黒いロングスカートも、黒いパンストも脱がされていて、スカートは乱雑に丸められて、赤いジャンバーのポケットに無理矢理詰め込まれ、入りきらずに飛び出していた。フリルの付いたべージュのパンティーは、右足首にかろうじて引っ掛かっており、大股開いたオマンコからは、男達に吐き出された精液が、ドロリと便器の中に溢れていくさまは、母が中出しされた事を物語っていた・・・
我に返った私は、惚けている母を労るように、
「か、母さん!母さん、大丈夫?母さん!?」
私の呼ぶ声で、母はハッとしたように我に返ると、私の顔を見てワァァと号泣した。しばらく泣くと、母も少し落ち着きを取り戻し、私に外で待っているように伝えた。私はそっと個室のドアを閉めると、
「酷い・・・中に・・・アァァ!どうしよう!?」
母が出てくるには、まだ時間が掛かると感じた私は、女子トイレの前で、母が出てくるのを待った。今度あいつらが来たら、必ず母を守って見せると誓いながら・・・