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恋人宣言
【女性向け 官能小説】

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その瞬間を見逃さないように、青木は私にキスをした。

「ん・・・っ」

青木はそのまま首筋にキスをして。
ゆっくりとトップスをスカートから引き抜いてその中に大きな手を入れる。

青木の手が私の胸をブラごと包み込んだ。

「葵。好きだ」

本当に。30分前までは想像もしていなかったその言葉に眼が覚めて。

「ちょ、ちょっと待ってよ」
と無理やり青木を引き離す。
手は胸におかれたままだ。

「何?」
不機嫌そうにそう言いながら、親指は乳首をさすっていた。

「これって今だけの関係?」
「はぁ?」

私の言ったことがよっぽど意外だったのか、気持ち良かった手を服の中から出した。

「何それ?」
「いや。ご褒美と言ってたから。今日だけの事で
来年になったら忘れろという意味かなって・・・」
「・・・・何それ」
「いや。そうかな〜・・・と」
「それって俺をバカにしてる?」
「まさか!」

バカになんてしてないけど。
どんな気持ちとか意図で青木が私を抱こうとしてるのか分からないから。

「今、俺が好きだって言ったの聞いてなかったのかよ」
「いや。エッチの前のリップサービスかと」
「お前ねぇ。好きな女にリップサービスなんかするかよ・・・」

「好きなオンナ?」



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