Eの衝撃-2
それ以上に興奮を誘ったのは、絵美の乳輪の大きさだった。
濃い目の乳輪は、普通の大きさよりも二回り位大きかったのだ。小さ目の胸であれば、コリッとした小さ目の乳首と、それなりの乳輪で良いのだが、巨乳だったら大きめの乳輪が似合う。
他の男ならば、ややグロいと感じるような乳輪が、僕にとっては興奮のツボになってしまう。何もせずじっくりと絵美の胸を観察していると、絵美は恥ずかしそうに両手で胸を隠した。
「あーん、あんまりじっくり見ないで。恥ずかしいの」
「え!?どうして」
「だって・・・その・・・大きいでしょ、私の・・・・・・乳・・輪」
絵美も気にしていたのだった。同じ女性の裸などいくらでも見る機会があるだろう。自然と自分の胸と見比べてしまっていたに違いない。
「・・・そんなことないよ。すごく・・・キレイだよ」
本音は『すごくいやらしいよ』だったが、そこはオブラートで包んで答えた。
「嘘」
「嘘じゃないよ」
「だって、キレイって言うまで少し間が空いたもん。言葉作ったように聞こえたから・・・」
「違うよ。本当だって・・・いや、本当は・・・・・・」
本当のことを言った方が良いのだろうか。もし本音を語った場合、彼女の悩みは多少なりとも軽減されるだろう。しかし、自分の好みに対して引かれるのではないだろうかとの懸念もある。
けれど、これから長い付き合いになるだろう絵美に、いつか語る機会が来ることは確かだし、今の流れ上素直に言った方が良いのかもしれない。
「本当は?」
「すごくいやらしくて興奮した」
「!?」
「俺、・・・絵美みたいな乳輪が好きなんだ」
絵美にとって、完全に想定外の一言だった。
これまでこの胸を散々弄んだ男たちの中で、好意的な言葉を囁いてくれた奴はいなかった。自分ではコンプレックスのある胸を、慶一郎は気に入ってくれたのだ。お世辞かもしれないし、その場しのぎなのかもしれない。けれど、嬉しかった。他の誰でもない今一番大切に思っている慶一郎が言ってくれたことが嬉しかった。
「ありがとう」
「いや・・・こっちこそありがとうだよ」
「え?なんで?」
「だって、マニアとか思われて、引かれたらどうしようって・・・あ!その、ちが、マニアとかそれは・・・」
『マニア』と言う言葉はそれこそ絵美が気にしているワードなのではないだろうか。思わず口走った一言には、それこそ差別的な意味が込められていると思われても仕方が無い。
「いいよ。マニアでも。慶ちゃんなら。私自身が気にしてるってことは、自分でも認めるってことなんだから。逆にそんな私で、その・・・興奮してくれるってなんだか嬉しいの」
「ごめん」
「なんで謝るの?私はすごく嬉しく思っているのに」
そう言って、僕の頭を抱きしめてくれた。その巨乳の谷間で。
流れの中ではあるが、絵美のオッパイの谷間に顔を埋めることが出来た。柔らかなオッパイが頬にあたりとても気持ちがいい。小振りなオッパイが好きな僕とはいえども、このボリューミーでソフトな感触は巨乳ならではと言えるし、特典でもある。
スベスベはしているが、下乳付近はじっとりと汗ばんできている。絵美も興奮しているのだろう。
このままオッパイを舐め始めても良かったのだが、どうしても一度絵美の顔を見ておきたかった。抱きかかえる絵美の手を優しく解き、絵美の顔を覗き込んだ。
「絵美」
「慶ちゃん」
互いの名前を呼び合い、唇を重ねる。そして、胸近くまで顔を下げ、ゆっくりとオッパイの輪郭から舐め攻める。
「あああっぅう」
低く押し殺すような喘ぎが漏れ、次第にハアハアと荒い息遣いになっていく。ここでも僕は攻め急ぐことはせず、オッパイの外輪山を舐め続ける。
(ああ、もう早く乳首舐めてよぉ)
絵美は乳首を舐めて欲しい意思表示として、慶一郎の乳首を撫で始めた。
「あっ」
瞬間、僕は少し背を反り返して声を出してしまった。上目遣いで絵美の顔を見ると、もう完全に目はトロンとし、何かを求めるような視線で僕を見る。
(わかった。もう焦らさないよ)
そう目で言って、ようやく乳首を舐めた。絵美の乳首は既に完全勃起し、硬く尖っている。近くで見ると、硬く膨れ上がった濃い小豆色の乳首は、細かいボツボツがゴルフボールのディンプルのようにくっきり浮かび上がり、いやらしくそそり起っている。その乳首を、まずはゆっくりと舌先で円を描くように舐めあげる。
「ああああん」
一際高い喘ぎ声があがる。
「ああっ、あああっ、あはーん、んーあーああっ」
絵美の喘ぎ声のペースが上がってきた。
僕も舌のレロレロスピードを上げ、機を見て歯を立てる。
「ああっん、いやん。それダメーーー」
絵美は歯を立てられることが好きなようだ。口ではダメだと言いながらも、続けろと言わんばかりに僕の顔をオッパイに擦り付ける。
こちらも止めるつもりはない。しばらくはオッパイを責め続けるつもりだ。そう簡単に挿入はしない。
僕は自分が感じるより、感じてもらう方が好きだ。その感じている顔を見て、そしていやらしい言葉を吐かせるのが自分のスイートスポットなのだ。
さすがに今日いきなり淫語を吐かせるつもりはないが、感じている顔を見ることは出来る。
(絵美、もっと、もっと感じてごらん)
そう心で唱えながら絵美の大きな乳輪を口ですっぽり咥える。咥えたまま離さずに、舌だけを回転させ乳首に刺激を与え続ける。
「ああん、スゴイ、それ気持ちいぃースゴイ」
絵美はこの舐め方は初めて体験するものだった。今日の所は感じても声を出すことは控えようと思っていたのだが・・・、もうそんなことは言っていられなくなった。
(あああん、もうダメ、初めてだからとか関係ない。声出ちゃうっ)
「ああっ、慶ちゃん気持ちイイの、乳首が、乳首がーああんっ」
(そう、そうだよ絵美。一杯感じて、もっと声を出すんだよ)