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「エースパイロットの危機」
【SF 官能小説】

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「エースパイロットの危機」-4

パイロットはただちにバリアントのコクピットをこじ開け、構えていた小銃をシートにぐったりと倒れているケイへと向ける。

「小隊長殿、敵パイロット、タチバナ ケイを無事に捕獲いたしました」
 パイロットがケイの胸へと銃のマズルを付けつつ、レシーバーで上官へと通信する。
「ご苦労。ただちに、連れてくるように」
 クリーゲが嬉しそうに答える。
 ケイは自分の身体が男によって乱暴に引き上げられるのを感じ、自分の戦士としての死を確信した。


 愛機から引きずられるようにして離されたケイは、地面の上でうつ伏せにされ、両手を背中に廻されて手首をロープで縛られた。
 そして彼女のまわりを取り囲むようにして帝国軍の黒いパイロットスーツを着込んだパイロット達が立っている。いずれも屈強な男たちであった。その視線は彼女に対して同情的なものは一つもない。いずれも憎悪と軽蔑に満ちている。
 それらのパイロットに混じって、クリーゲ大尉も立っていた。
 ケイはようやく意識を取り戻し、首を上げるとクリーゲを睨みつける。
「……な、なにをする……つもりなの……」
「ほう」
 大尉は片目の眉をつり上げた。
「あれだけの目にあってなおも……さすがは、連邦のエース、だな」
 男たちの下卑た笑い声が木霊する。ケイはぞくりと不吉な予感に捕らわれた。
「ケイ少佐。ここに集めた男達は、いずれも君によって大切な家族、友人、恋人、妻を殺された者たちだ」
 びくっとケイの顔が強ばった。彼女が勝利の女神として栄光と共にあったとき──それは、多くの血と死体と悲しみの上に築かれているものだった。
「この男は、きみによって友人を三人失っている」
 大尉は兵士の一人に顎をしゃくって告げる。
「その右の男は、きみによって両親を殺されている。二人とも、軍艦に乗っていたところを、君の攻撃を受けて散華した。さらにその横の男は、きみの護衛していた爆撃機の無差別攻撃によって恋人を殺され──」
「……戦争だもの。仕方ないじゃない!」
 ケイは悲鳴をあげるようにして大尉の言葉を遮る。
「仕方ない、か。確かにそうだな。ならば、きみがこれから受ける仕打ちも、仕方のないことだ」
 クリーゲ大尉が頷くと、敵意に満ちた男たちが一斉にケイの身体へと襲いかかっていった。
 ケイは両足を開脚させられ、兵士らのいきり立つものがケイの身体へと無理やりに押し込まれていく。ケイのパイロットスーツはたちまち男達の手によって破られ、少女の白い裸体が露わにされていった。
「いやぁーーーッ!! 乱暴はやめてぇっ!!」
 ケイの悲鳴を楽しげに聞きながら、兵士らはさらにケイの両足を力ずくで開脚させ、その果肉を露にしていく。すでに敵の攻撃によってケイの蜜壺は溢れんばかりになっていて、その愛液が内太ももまで濡らしていた。
 ほとんど同時にケイの下半身の前後の穴と口の中へ男のものが押し込まれた。
 激痛にケイは身体を思いっきり反らせる。悲鳴をあげようとしても、口腔内も男のものが這いずりまわり、ただ息が漏れるような声しか上げられない。
 クリーゲは口元を歪ませて、敵兵の少女が兵士らによって嬲られている痴態を見下ろしていた。
「ふふっ……いい格好だよ。少佐。さっそくだが、我が軍のプロパガンダに使わせて貰おう」
 クリーゲの横に立つ男が、三人の兵士らに痴態の限りを尽くされているケイに向かって、ビデオカメラを向けた。
 撮影が開始される。両足をほぼ180度まで開脚されているケイの下半身にその照準が向けられた。男のものが押し込まれた接合部がカメラに映される。
「い、いやッ! なに撮っているのよッ!!」
「ははっ。『勝利の女神』としてさんざん我が軍を苦しめてきた君のいまの姿を映し、それを全世界に放送するのだよ」
「……!!」
「そうすれば、連邦軍も士気が落ちることだろう。当然、こちらの兵士らのお楽しみにもなるがね」
 ケイは顔を真っ赤にして叫んだ。
「や、やめてーーーッ!!」
 撮影している兵士はやめることは無かった。まるでケイの身体を弄ぶようにして撮影が続けられる。ケイはぽろぽろと涙を目から零させる。だがそれは兵士らの嗜虐心を刺激したのみで、何の効果も無かった。
「どれ、少官も君の身体を楽しませて貰おうか」
 クリーゲはにやにや笑いながら、軍服のズボンのファスナーを下ろすと、巨大な一物を取り出す。さすがは士官というべきか、兵士たちよりもはるかに大きい。
「や、やめ……」
 ケイが喘ぎながら言う前に、クリーゲはケイの両膝を掴むと左右に押し広げ、己の腰を一気に前へと突き出した。ケイの身体の中を前後左右に突きつつ、奥へ奥へと無理やりに入れられていく。
「いやぁぁぁーーーーーッッ!!」
 ケイの地獄は、まだ始まったばかりであった。終


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