恋しい人-5
俺 の
***
「、 、、っ ん、? 、、」
タクミは、ベッドの中で目を覚ました。
「、 、あっちー 、い、、」
エアコンの暖房が、
つけっぱなしだった。
布団を鼻の所までかけていた。
洋服は、上はトレーナー、
下はGパンのままだった。
寝汗を
大量にかいていたのが分かる。
「、 、、 、」
何時だ ?
寝た体勢のまま、
枕の横にあるはずのスマホを
手探りで探す。
時間を見る。
朝の4時だ。
「、 、シャワー、 、、」
なんか 夢
見てた ?
何の夢だっけ
んーー
、 、、
思い出せない
ってか、
なんか 疲れた
汗 かいたし
ん ?
ふと、股間に違和感がした。
むくっと上半身を起こす。
ゴソゴソとGパンのボタンを外し、
Gパンを少しずり下げ、パンツを見る。
緑色のトランクスが、濃い緑色に変色し、濡れている箇所がある。
「、 、、ぁ? 」
え 、 ?
濡れてる
おねしょ、しちゃったー
、 、 、、 、、
て、違うか
小学生 以来か?
夢精
なんで?
寝てなかったから?
溜まってたっけ ?
エロい夢でも
見てたのかなぁ 俺
「、、、、っ、はーーー」
タクミは大きくため息をついた。
少しボーッとした後、
シャワーを浴びに風呂場へ向かった。