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固まった視線に映る、桜井の身体のライン。
制服越しだけど、胸の辺りは結構ボリューミーに膨らんでいて、彼女の呼吸に合わせて小さく上下していた。
そう、酒井が騒いでいた理想のおっぱいの主、それは桜井だったんだ。
桜井があまりに地味過ぎて、すっかり頭から抜けていたのである。
『あっ、やあぁ……』
一方、画面上の岬はるかは、いつの間にかブラを剥ぎ取られていて、色素の薄い乳首が男の舌や指で舐られている所。
『んっ、あっ、ああん』
小さな高い鳴き声が部屋に響き、反射的に喉が鳴る。
岬はるかの柔らかそうな胸は、男の骨張った指に弄ばれて、形を崩されたり、頂きを指先で弾かれて硬く尖ったり。
胸が性感帯と言われている岬はるかは、丹念な胸の愛撫に切ない喘ぎを漏らしていた。
女の子って胸を弄られただけであんな感じるのか?
チラッと横目で桜井を見れば、彼女の表情に少し変化が現れていた。
あれだけ冷めた顔をしていた桜井の頬が、微かに赤みを帯びている。
さらには、半開きの濡れた唇から時折漏れるため息、トロンと酔っ払ったような潤んだ瞳。
もしかして、桜井も興奮しているのだろうかと思うと、身体の中心にさらに熱がこもるのだった。
『あっ……、はあ……ん』
画面の中の岬はるかは、いつの間にか衣服を全て剥ぎ取られていて、薄めのヘアを男の前にさらけ出していた。
大きな胸に、くびれたウエスト。形のよい縦長のへそ。そして左右に開かされている長い脚。
恥ずかしがっているのに、やや強引に脚を開かせた状態で押さえつけられている彼女の姿に、オスとしての本能が駆り立てられる。
局部はモザイクがかかっているから、どんな形をしているかはわからない。
だけど、それが余計にエロチックで、無意識に舌舐めずりをしてしまう。
何度見ても、女の裸は男を刺激する。
ああ、俺も女の身体を生で見てみたい。