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OL、堕ちるまで
【OL/お姉さん 官能小説】

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現在-1

…ロソロオキルカナ…
…アノくすりキキスギタ?
…イまなん時…?
…もうこんな時間か。

男の人の声が聞こえて、朦朧とした意識の中、なんとか目を開けようとした…筈だった。しかし、目の前は真っ暗闇。目隠しを付けられているみたい。

…アタシ…どうしちゃったの?…っていうか…何なの…?

自分の身に何が起こったのかわからない。真っ暗闇の中、股を開いて膝が小さく折り畳まれて、腕は頭の後ろにあるみたい…それで椅子か何かに縛り付けられて首と手首、足首から先以外ほとんど動けない。服は…着ている感覚が…着てい…ない!?

いやあああぁぁぁぁぁ!!!

一気に正気に戻り、腹の底から出した叫びは、恐怖と羞恥からくる精神の悲鳴そのものだった。

…やあ、起きたね。待ってたよ。小杉理恵ちゃん。

あ…そうだった…アタシの名前は小杉理恵だったんだ…ってそんなことはいいから!
何なの?!離してよ!!降ろしてよ!

理恵は叫びながら必死で抵抗しようともがくが、当然、全くといっていいほど身動きはできない。

…おお、おお…活きがいいこと。
…ハハッ、楽しみだねー。

すぐ近くに三人ぐらい男の人がいるみたい。きっと裸で椅子に変な姿勢に縛り付けた人だろう。

そこにいるんでしょ?ほどいてよ!助けてよ!

…ムリでしょ…せっかく連れてきたんだからさ。
…楽しいことしようよー。

男達の声は冷静…冷徹だった。それが余計に理恵の恐怖を煽った。きっと犯され、殺される…そう悟った瞬間だった。諦めと同時におかしな落ち着きを得た。

…改めて…小杉理恵ちゃん…へぇ…平成3年6月12日、富山県生まれ…神奈川県Y市在住の24歳ねぇ…常盤製作所東京本社総務部広報三課広報企画室…すごいねー、一流企業の若手イケイケOLさんじゃーん。

この人…アタシの事を知ってる人…?でも知らない…こんな声聞いたことない…


…さぁ…落ち着いて来たね…まずは今日の出来事を思い出してもらおっか。もっともそれが今日の事じゃないかもだけど。今から少し眠くなるよ。大丈夫。死にゃしないさ。ゆっくりしていっ……シュッ…

柑橘類の匂いのミストを顔にかけれられたような感じがしたと思ったら眠気が襲ってきた。羞恥も恐怖も押し流されるような…


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