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わたしを見つめて
【熟女/人妻 官能小説】

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1)-7

佐枝子は涙目で首を振る。
首を押さえられた夫は間もなくぐったりと抵抗しなくなった。
「なにを、した」
舌がもつれている。
「あなたならわかるでしょう?医者なんだから。もう寝返りもできないかな?足りないようならもう一本ありますが、打ちすぎると命に関わるしなぁ」
打たれてからすぐの即効性や、急激な脱力感、四肢の痺れと眠気。
筋弛緩剤――。
さて、と夫から離れた刑事は酒の小瓶を出し佐枝子の首に手をかけた。
「静かにね。別に絞め殺すつもりはないから。わかったかな?」
佐枝子は泣きながらうなずく。
「いい子だ」
刑事は酒を口に含むと、粘着テープをはがし佐枝子に口移しで飲ませた。一回、二回。
みるみる佐枝子の耳が赤くなる。
「あなたは過敏症かな?いや、不耐症かも知れない」
はぁはぁはぁ……。呼吸が荒くなり、その度に胸が波打った。
刑事は満足げに笑みを浮かべると上着を脱ぎ捨てた。
「旦那さん、寝るなよ。あんたには見ててもらわないと意味がない」
ぐったりと床に転がる夫の目の前で、刑事は佐枝子のあごを抑え唇を貪った。
「やめろ……家内に、触るな……」
「いい眺めでしょう?他の男に犯される奥さんを見るのは」
言いながら佐枝子の背中に手を差し込み、ブラのホックをはずした。押さえつけられていた乳房がぶるん、と揺れて露になった。
刑事は夫の顔を見ながら、両手でゆっくりと揉みしだく。
「ああ、い、いや」
「嫌がる女を抱くのも楽しいもんですよ、奥さん。もっと嫌がりなさい」
言葉と裏腹に、乳首は硬く天井を向いていた。刑事はゆっくりと舌先でねぶりながら吸い付く。
「いい匂いだ。この部屋にずっといる間、私はあんたの匂いを感じ取ってましたよ。こんな匂いを発する女の体はどんなものだろうと、ずっと楽しみにしていました」
掴んだ乳房を交互に吸っていく。体の自由が利かず、ただ目を見開いている夫の視線を感じながら、刑事の興奮も高まっていく。
「あっ!ああ……やめて……」
乳首を吸いながら右手は佐枝子の下半身に伸び、パンティーの隙間に指を差し入れる。
「へぇ。すごいな」
すでに佐枝子の花びらはぬめり気を帯びていた。下着を引き摺り下ろし、肉芽を指先でこすって行く。徐々にその速度を早めると、佐枝子の体があからさまに反応を始めた。



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