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可愛い弟子
【ロリ 官能小説】

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嘘つきレン-9



残りのタイトルもすべて調べてみたが、ゴリラ野郎が映っていたのはタカの見つけたその1本だけだった。
しかし、ほかのDVDの中から忘れもしない、あのシホを連れ去ったバイオレンス親父を見つけだした。
やはり他の作品と同じように顔は巧妙に隠していたが、一度でも対峙したことのあるタカには男の背格好や骨格、筋肉の付き方などからすぐに奴だと看破できた。
なにより、そのビデオだけが他作品と比べて異質だったので、注意深く眺めているうちに気がついたのだ。

バイオレンス親父はもっとも初期の作品であるNo1のタイトルに映っていた。
そのタイトルにだけ異質と感じたのは、やけに画質が荒くて古くさかったせいもあるが、ほかのタイトルに映る少女達に比べてその作品に映っていた少女だけが不思議と別物に思えてならなかったからだ。

タカがこれまで眺めてきたタイトルに映る少女達は、皆幼いながらも男の情欲を求められるがままに受け入れてきたし、性器を責められればそれなりに声も出した。
しかし、皆一様にその表情には生気がなく、いかにも魂の抜け落ちた人形のようであって、間違いなく彼女たちは男の欲望を呑み込むための道具でしかなかった。

だがNo1のタイトルに映る少女だけはそうではなかった。
彼女だけは至極人間的でその表情には感情を伴い、それは確かに男の欲望を満足させるための性交の記録でしかないのだが、なぜかバイオレンス親父に責められる彼女を眺めているうちに、この子はこの男を愛しているのではないだろうかと思えたのだ。

少女の繰り広げる妖しい媚態が演技とは思えなかった。
これだけは、ほかの作品と一線を画している。
画面を眺めながらタカにはそう思えてならなかった。

少女はとても小柄な体をしていて、痛々しいほど未熟な性器に奴の剛直を深々と呑み込んでいた。
黒々とした凶器のような肉塊を根本まで押し込まれても痛がる素振りも見せず、それどころか満ちあふれたような表情で歓喜に喘ぎ、むしろ自分から進んで男を受け入れようとしていた。
まだ本当に幼い低学年のような体でしかない少女なのにだ。
そんな少女があのバイオレンス親父に激しく責められ、芯部を抉るように深く突き上げられる度に歓喜の叫びを上げて身悶えている。

多少免疫はあったタカでも、これほどまでに凄まじいロリータビデオはお目にかかったことがなく、気がつけば息をすることさえ忘れるほどにそのビデオに魅入っていた。
バイオレンス親父にしがみつきながら、淫らにくねる小さな尻の妖しいいやらしさに下腹部は痛いほどに張りつめた。

食い入るように画面を眺め、そして途中からなぜこれほどまでにこのビデオに引き込まれてしまうのかタカもようやく気がついた。
画質が悪いことや少女の髪が背中に届くほど長く、乱れた髪が度々彼女の顔を隠してしまうものだから初めはそんなことも気付かなかった。
だが、よくよく見れば確かに似ている。
そう、その少女はシホに似ているのだ。

シホ・・・なのか?

気付いて、心が激しく動揺した。
五所川原のビデオ以外にシホのビデオが存在していた。
初めはそう思い込みそうになった。
だが、どこかおかしい。
なにかが違っている。
シホにとても似ているがシホとは思えない印象がぬぐえない。
何度もビデオの巻き戻しを繰り返し、タカは食い入るように画面を眺めてつぶさに少女の顔を確かめた。
そして観察したあげく最終的な答えを出した。

この子はシホじゃない・・。
別の女の子だ・・。

画面の中で、シホによく似た女の子が「パパ、気持ちいいっ!」と叫んだ。



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