見えない正体-26
「全部、泊まりか?」
「うん。サナちゃんの相手なんて、今日で三日目だよ。」
つうことは、60万か……。
全部合わせりゃ200に届くってところか。
ぼろい儲けだぜ。
「お前には、客はいねえのか?」
こいつは、特別高く売れる。
「うん……なんか、お腹が痛くて……。」
バシッ!!
答えると同時に、和磨の平手が、ツグミの頬に飛んだ。
ツグミは、椅子から転げ落ちて、床の上に倒れ込んだ。
「舐めたこと言ってんじゃねえ。テメエの嘘なんざ、すぐわかるんだぞ!」
ツグミは、顔を青ざめさせた。
「ごめんなさい!ごめんなさい!ちゃんと、イイ子になります!だから、怒らないで!」
必至にズボンを掴んで、すがるような目を向ける。
つぶらな瞳から、涙があふれ出した。
「来い……。」
和磨は、椅子に座ると、倒れ込むツグミを呼んだ。
ツグミは、這うように四つん這いのまま、和磨の足下にすり寄ってくる。
「濡らせ……。」
和磨のズボンのベルトを弛めた。
まだ、力のない肉塊を口にした。
唇で締めていくと、口の中でみるみる肉塊が膨れあがっていく。
口が裂けそうになるほどの大きさがあった。
ツグミは丹念に舐めた。
何度もジュルジュルと、卑猥な音を響かせた。
「立て……。」
十分に濡れた頃、和磨はツグミを立たせた。
トライアングルショーツのヒモを無造作に引き千切り、ツグミの股間を露わにする。
脇の下に手を入れて、持ち上げた。
そのまま、ツグミの足を開かせて、腰の上に乗せていく。
ゆっくりと下ろしていくと、ツグミは、自分で指を添えてあてがった。
「ウウッ……。」
巨大な肉塊がツグミの中にめり込んでいく。
和磨は、ツグミの尻を掴んだ。
ツグミは、根本まで呑み込んでいった。
「アアァ……パパ……。」
「いいかツグミ……俺は、こんなにお前を大事に想ってるんだ。だから、お前も、俺を大事にするんだ。俺の言ったことは、ちゃんとやるんだ。」
「はい……。」
「ほら……お前をこんなに欲しがってる。わかるだろう……。」
「ああ……はい……。」
「お前は、俺のものなんだからな。」
「はい……。」
「お前は、パパの大事な宝物なんだ……。」
「ああっ……パパ、ごめんなさい……ごめんなさい……。」
「ちゃんと、わかればいいんだ。殴ったところは痛くないか?」
和磨は、赤く張れたツグミの頬に口づけた。
「ああ……パパ……気持ちいい……気持ちいいよ……。」
「もっと気持ちよくしてやるぞ。ほら……。」
和磨が腰の動きを早めていく。
ツグミが一心不乱に尻を振り始める。
「アアッ!!パパ!!もっと!!もっと!!!」
まだ、胸もなかった。
痛々しいほどに、細い手足だった。
「お前は、俺のものだからな……。」
和磨は、ツグミの華奢な背中を抱きしめながら、ずっと耳元で囁き続けた。