ふたりの過去-5
「ゆるして…………、ゆるして………………」
あどけない顔が、苦悶に歪む。
約束通り、オレの部屋で裸にしたシホを組み敷いていた。
シホは、オレの腹の下で苦しげな顔。
足首を掴んで、拡げていた……。
お尻には、コトリのために買ってあげた細いバイブ。
ママが、先に使うことになっちゃったね……。
バイブを掴んで、ゆっくりと押し込んだ。
根本まで入れては、また抜いていく。
何度か、繰り返した……。
シホは、必至に両手で口をふさぎ続けている。
押し込んでいくと、顎を仰け反らせて、細い肩を震わせる……。
「許してください……、ゆるして……ください……。」
呆れるくらい膨らんだモノも、一緒に押し込んでいた。
前と後ろから、串刺しに。
そんなことを、かれこれ1時間以上されている。
ずっと、繰り返される同じ言葉。
シホは、間違いなくマゾ。
何と言えば、男が満足してくれるか、知っている……。
バイブを根本まで押し込んだ。
シホの手首を掴んで、大の字に拡げていく。
全部、お前はオレのモノだよ……。
脅えた瞳が向けられる。
見事なくらいあどけない顔……。
腰の動きを早めた。
耳に聞こえてくる幼さの抜けきらぬ声……。
壊れるくらいに突き上げた。
「声を……出しちゃダメだよ……」
意地悪く耳元で囁いた。
口をふさいでいた腕は、オレの分厚い手のひらの中。
シホが、泣きながら唇を噛みしめる。
誰にも、やらないよ……。
ずっと虐め続けてあげる……。
ベッドが軋む。
部屋が揺れる。
聞こえたって、かまわない。
頭の中が、白くなっていく。
シホが、悲鳴を上げた。
その悲鳴を心地よく耳にしながら、オレは、当たり前のように、シホの中に撒き散らしていった……。