姪奴輪廻-1
偶発的な“事故”から始まったと言うには、それはあまりにも少女(恵利子)にとって過酷なものと言えた。
血縁関係のある……
七つ歳の離れた叔父によって処女腔を穿たれてなお、少女は呪縛より解き放たれる事は無く、その淫縛と呼べる蝕みは人知れず続くのである。
そう、俺は千載一遇と言える好機を、決して手放す筈は無かったのだ。
『それじゃ、強く握り過ぎだ。もっと軽く握って、ゆっくりと動かすんだ』
「…… そんなっ、どうしたら良いか分からない。こんなこと…… 」
頬を赤らめ俯きながら、戸惑いの言葉を口にする。
『親指と人差し指で包むようにして、他の指は軽くそえる感じで握ってごらん』
その言葉に、無機質な“もの”を扱うような恵利子の手から、余分な力が抜けていく。
節くれだった陰茎の上を柔らかな指が幾度も往復を繰り返す。
洗い物などしたことの無い甘ったるい指や掌の感触に、自分でも驚くほど陰茎の硬度が増していく。
亀頭は異常に膨張し、雁首の括れが深く刻み込まれる。
それは陰茎を握る恵利子の指が細く、掌が小ささから余計に感じられるのだろう。
青黒く太い血管が浮かび、色素が沈着した陰茎が恐々しく大きく見えてしまう。
言われるまま動作を続けると、先端からダラダラと淫液が溢れ恵利子の手を穢しはじめる。
目を背け唇を閉じ懸命に腕を上下させていたが、おぞましいヌメリに驚き手を離す。
すると陰茎は下腹部に張り付きそうな角度で滾りを見せる。
まるで中学時代、同級生少女を想い何度も自慰をしても、おさまらなかった頃のようだ。
『見てごらん。恵利ちゃんに握られて、嬉しくてこんなに熱くなっている』
離れた手首を掴み、再び陰茎を握らせる。
「いやっ、みっ、見たくない」
『どうだい、太くて硬いだろ? こいつで恵利ちゃんの処女を奪ったんだ。言われた通りに出来ないと、また○まん○に突っ込むよ』
「お願い、言わないで」
脅迫的な言葉に恐れをなしてか、能動的ではないがノロノロとか細い腕が動き出す。
親指と人差し指で作られたリングが、不器用な動きでカクカクと深い括れを通る都度、陰茎に抑えきれない悦びを伝えてくる。
『駄目だ、駄目だ、駄目だ! こんなんじゃ、とてもお○○この代わりにならない。もっと気ぃ入れて扱かないと』
本心では弾けそうであったが、更なる奉仕を引き出す為、恵利子の不安を煽る言葉を口にする。
俺は恵利子の肩を掴み正対させると、空いている左手を陰嚢へと促す。
「もうっ、もう、無理です。お願い、もう許して、一史さん」
引きつった声を上げ、身を捩り逃れようとする。
『いいから、言う通りにして、こいつを悦ばせるんだ。やり方は何度も教えただろ』
小さな肩を押さえつけ、抵抗する恵利子を陰茎に正対させる
「いやっ! こんなの、分からないの。できないのっ、したくないの」
言葉とは裏腹に絡まった指先が陰茎から離れる事は無かった。
恵利子自身、手淫を拒むことが何に繋がってしまうのか理解しているのである。
『なにもまた、セックスさせろと言っている訳じゃない。恵利ちゃんが穢れる訳じゃないんだから、簡単なことだろ? それに今までだって何度も…… 』
俺は恵利子をレイプしたことをネタに呼び出しては、何度も繰り返し猥褻行為を強いていた。
もちろんそんな事で開放するつもりなど毛頭無く、これは逃れる術を段階的に奪っていく過程と言えた。
(数ヵ月後には、自分から跨って尻を振るような女に仕込んでやる!)
凶悪な想いが過ぎる。