木曜日 2-1
しばらく、ちづるはタクミの胸の上でボーッとしていた。
タクミが言う。
「ちづちゃん、、
朝から興奮しすぎー。
エッチだねー、本当。」
「、! 、 っ、 、」
モソモソと、ちづるは胸から布団に移動する。
「、 、 、、ごめん、私、、」
「 んー?」
「我慢、できなくて、、」
「本当だよー。相変わらず、
性欲強ーい。」
「、 、 っ、 、、
、、治らないよね?これは、」
「 え?」
「漏らすのは、治せても、、
強いのは、、治せないのかな、、」
「、 、は? え?
性欲、弱く なりたいの?」
「、 、、なれるなら、、」
「、 、 、、、ふ、」
タクミはクスクス笑う。
「、 、 、、? 」
「や、、ゴメン、、。
馬鹿にしたんじゃないよ?
変なこと、考えるんだねー。
なんで治したいの?」
「、 、、だって、弱いほうが、、
なんか、、、
女らしい、感じ するし、、、」
「 、 、 、 、、。
ちづちゃん
天然、って、言われてきた?
友達とかに。」
「え、? 私?
ううん、言われた事、ないよ。
真面目って言われる 、、」
「ふーーん、そう、、。」
タクミはまだ少し笑っていた。
しばらくしてちづるは朝ごはんを作り、
2人で食べた。
7時過ぎにタクミは自分の家に戻り、
制服に着替えて学校へ行った。
ちづるは、いつものように8:30に家を出て職場へ向かった。