オマケ-5
「だって、春奈ったら、弘美ちゃんのフェラチオを物欲しそうに見てたじゃないの」
「そ、そんなこと…」
「あるでしょ。お母さんにはお見通しなんだからね」
図星だった。しかし、春奈は響子みたいに直ぐに割りきれないものがあった。
「やっぱり、ダメだよ。お父さんが可哀想だよ」
春奈が首をフルフルと降って、自分の意思を伝えた。
「じゃあ、こうしましょう。ねえ、アルバイトのお兄さん」
自分のフェラチオのことで言い合ってた響子が、突然、振り向いたので俊はドキリとした。
「は、はい!」
「あなた、名前は?」
「しゅ、俊です」
「あら、カッコいいじゃない。じゃあ、俊くん。俊くんには、お姉さんか妹さんって居る?」
「は、はい。1つ上に姉が居ますけど…」
その答えを聞いた響子がニンマリと微笑んだ。
「そう、よかったわ。春奈、聞いたとおりよ。お父さんには俊くんのお姉さんとしてもらいましょう。それならばいいでしょ」
「う、うん、それはそうだけど…、でも…」
1週間前の経験で、自分たちの身代わりを差し出せば、他の男に抱かれても文句を言わないことを理解はしていた。それでも釈然としない春奈を、2人がかりで説得にあたった。
「もし、若い女の子とできるチャンスを春奈が潰したと知ったら、お父さん、どう思うかしら」
「そうそう、もうセックスしてくれんようになるよ」
これが決め手となって、いつものように言い含まれる春奈だった。
「いい子やね。ご褒美にオメコ舐めたろ。あらあら、こんなに濡らしてエッチやわあ」
不承不承に肯いた姪を宥めるために、弘美が春奈の股間に顔を埋めた。
「いやああっ、弘美ったらああ、ああっ」
小学生に呼び捨てにされた弘美は、腰が抜けたようにへなへなとなった。
女同士の痴態も気になるが、俊にとっては今のとんでもない話の内容の方が気になっていた。
「こ、この子のお父さんと姉がするって、ど、どういうことですか?」
しかし、そんなことを全く気にしていない響子は、それに応えずワクワクした表情で俊に問いかけた。
「俊くんて、お姉さんとセックスしたことあるの?」
突拍子もない質問に、俊はブルブルと首を振った。
「あら、せっかく1つ屋根の下にオマンコがあるのに勿体ないわね。今度、家に招待するから、お姉さんを連れて来なさいよ」
姉を連れて行くととんでもないことになる。そう股間で感じた俊は直ぐに拒絶の言葉を発していた。
「む、無理です。姉はそんな人間じゃありません。堅物なんです」
生真面目な姉からは、そんな想像はできなかった。
「うふふ、いくら堅物でも、女は影でオマンコを弄ってるものよ」
「そ、そんなこと…」
想像ができなかった。それに、いくら説得されても無理なものは無理だった。
「あら、お姉さんを誘ってくる約束してくれたら、今から3人で俊くんとセックスしてあげるのに。できないなら帰るからね。もう来ないからこれでお別れよ。じゃあね。バイバイ」
畳み掛けるその言葉で、俊の心が一気に傾いたのは無理はなかった。
「さ、誘います」