投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

「夏の出来事 5」の最初へ 「夏の出来事 5」 93 「夏の出来事 5」 95 「夏の出来事 5」の最後へ

お正月-7

エッチが終わり、
しばらくちづるはボーっとしてたが
すぐに恥ずかしくなり、トレーナーとパンツを履く。
それから寝室に行って、
戻ってくるとパジャマのズボンを履いていた。
トランクス姿のタクミが、ソファーに座って言う。

「ちづちゃん、いつもすぐに服を着ちゃうよねー。」

「 え ?」

「下着姿とかで、
エッチの余韻に浸ったり、しないの?
まぁ、今の時期は
寒いってのもあるけどー。」

「、 、、そういう もんなの?」

「女の人って、好きじゃん。
そういうの。」

「、 、、
確かに、本とかには書いてあるかも。」

「しなかったの? 過去に。」

「、 、 、、しなかった。」

「そっか 。」

「、 、 、タクミ君、 、」

「 ん?」

「じゃあ、 、、
して みたい かも。」

「、 、、  かも?」

「して みたい です 。」

「 よろしー 。 
      お布団、行く?」

「、、うん。」

2人は寝室に行って、1つの布団に入った。
豆電球だけついている。
布団に入ってから、ちづるはモソモソとトレーナーとズボンを脱いで、下着姿になった。
タクミが言う。

「 腕枕 。 してあげるー 。」

「ん、 、うん、、。」

ちづるは、ドキドキしながら恥ずかしそうに、タクミの腕に頭を乗せた。
タクミはちづるをじっと見つめている。
それが恥ずかしくて、どうしていいか分からずに、タクミと目を合わさずにいる。
動揺してるちづるを見て
タクミは思う。

  あぁ、 、、かわいー、、、。

 、 、 、、でも なんか、、

         くやしー かも 。

 別れ話かと思って
     取り乱したトコも
    見られちゃったし 。

 なんか、俺のがハマってるって、

   ちづちゃん 分かってるのかな 。

 いや、結構 天然だし、
   あんま、分かってない か ?

 分かってて、こんな私でも、なんて
      言葉 言ったんだとしたら、 、 、

「タクミ君、、」

「 、ん?」

「 腕、痛くない ?
    もう、私 大丈夫、 、、」

ちづるはタクミの腕から、下にモソモソとずれる。

「えー ? 大丈夫なのにー。」

「、 、、。

  じゃあ、こうしてる、、」

ちづるはタクミの胸に手を伸ばすと、片腕でタクミを抱くような形になる。
ほっぺを、タクミの胸にくっつける。

「、 、暖かい、 、、」

「、 、 、 、、 、はーー、」

      あぁ  
         やっぱ 

          くやしー 、 、、

「 ? 

  あ 、 タクミ君、疲れた?」

「 んーん 。」

「、 、そう?  無理しないでね。
   私に気にしないで、
    眠かったら 寝てね ?」

「、 、 、、うん。」

  もう、 、 、

  ちづちゃんに

 あんま 手の内 見せたくない。

   どーにかして、ちづちゃんのが、
   俺を好きって、思い込ませる事、 、

   出来ないかな 。

    そんなん  無理か ?

「、 、、私、頑張って、早く、、
 もっと、、ちゃんとした感じに
なりたいなー、 、、」

「 ? ちゃんと って?」

「んー 、、年相応な、感じに、、」

「、、漏らさないで、
紫の下着が似合う、みたいな ?」

「、、、うん 。」

ちづるは目を閉じながら、ウトウトしている様子で呟く。

「、 、 、、」

 別に、どっちでもいいのに。

 ちづちゃんなら、大人でも
  お子ちゃまでも、 、 、 、、。

 でも、こんなちづちゃんなら、

      いける かも。

  思い込ませる事 出来る かも。

「ちづちゃん? 、、」

  寝ちゃった か 。

「、 、、、タクミ君、 、」

「あ 眠ったと思ったー。」

「寝れない。 
      何故なら、 、、」

「 ? 」

「お腹 すいた 。」

「、 、、あ 。」

   、 、 夕飯 。

ちづるはクスクス笑いながら言う。

「お雑煮、作ってあるの。
  食べよう ?」

「、 、 、うん 。」

ちづるはまた、布団の中でモソモソと服を着る。
布団を出て立ち上がりながら言う。

「出来上がったら、呼ぶよ。
  タクミ君、休んでて。」

「、 、、うん。」

ちづるは寝室から出て行って台所に立つ。

「、 、 、、。」

 別れるかもって、思ってたのに

 ちづちゃん、夕飯用意してたのか 。

 『タクミ君が 決めて。』

      俺に委ねたよな。

     え ? 

 別れないって、俺が言うって、
         予想してたのか? 

 、 、 、 、 、 、、

 いや、お雑煮なんて、普通は
  少し多めに 作っておくもん??

       あれ? ?

  んーーー?

    どっち だ ? ? ? 

「  っ、はーーー、、、

    もーーーー、 、、 、嫌 。」

しばらくタクミは目を瞑っていたが、頭が冴えてきて全く休めない。

台所に立つちづるの元へ向かうと、後ろから抱きついて胸を揉み、ちづるのお雑煮作りの邪魔をした。


「夏の出来事 5」の最初へ 「夏の出来事 5」 93 「夏の出来事 5」 95 「夏の出来事 5」の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前