お正月-2
、 、 、 、、 、、、
言いにくいんだけど、 、、、
やっぱり、 私
レズ かも。」
、 、 は ?
「、 、、へ ? 」
なんて ? ??
「私、 レズだと、思う。」
「、 、 、 、 、 、 。」
何が どうして
そうなった ?
え ?
全然 、 、 、
話が 見えない 。
「なんで、 そー、 、思ったの?」
「その、、なんか、色々。
タクミ君といると、
どういう訳か、
昔の事をよく思い出して、、、。」
「うん。」
「そんで、、、なんてゆーか、、
私、、、いつも、、甘えたい人は、、
男の人じゃなくて。
欲しいと思う人は、、、
女の人 なの。」
「、 、 、、、それは、
なんとなく
分かる気がするけど。」
「、 、え?」
「ちづちゃんは
男の人に甘えないなって、
思ってた、、、。」
「 え、 、、?」
「うまく言えないけど。
俺に、甘えてくれないな って。」
「、 、、そーなの、かな、、。
自分では、タクミ君には、 、
かなり甘えてるつもりだった 。」
「そーぉ? 」
「うん、 、、。」
「じゃあ、ちづちゃん的に、
過去の男の中では一番甘えてくれてるのかな? 俺、、」
「、 、、そう 思い ます 。」
「そっか。」
タクミは少し安心して笑いながら言う。
「でもー、、
じゃあ、なんでレズって思ったの?
甘えたい、とか、 、、
気持ち的な事だけ、でしょ?
女と、付き合った事あるの?」
「 ない。」
「じゃあ、女の人を好きになって、
彼氏と別れた事とかは?」
「、 、 っ、、 、」
「、 、、え 。
あるの?」
「20才ぐらいの頃に、 、、。
なんか、 、、先生が、 、、」
「、 、 、、先生 ?
あ 。」
げ 。
また、あの女医か !?
「何回か、お店に買い物に来てくれて、 、 、。
で、ちょっと、仲良くなって、、。
一緒に買い物したり、、。
ご飯、ご馳走してくれたりして。
それだけ、なんだけど、 、、」
「先生考えてオナニーしちゃってた?」
ちづるは頷く。
「仕事してる時も、
頭の中に先生がいた。
、 、、どんどん、
その時に付き合ってた彼氏の事、
忘れていった。
私から、別れようって言ったの。
でも、私、 、 、
先生が好きだから別れたっていう自覚は、
なかったの。
仕事が、忙しいからだって、
思ってたってゆーか、、、。」
「、 、 、、、 、」
「、 、、DVDも 。
、 、 、 、、そっち 系 。 」
「 え?」
「、 、 、、旦那のDVD 、、。」
「、 、、1位がSM 。
2位が 、、
、、レズ 系 か。」
タクミは小さくため息をつく。
「でー、、。
俺とは?
別れたいの?」
ちづるは首を横に振る。
「、 、、タクミ君が、決めて。
私、自分の事、よく分からなくなっちゃってる。
卑怯かもしれないけど。」
「、 、 、 、、。
ちづちゃんは、さ、 、、。
俺が、もし今、
他の女の人とエッチするって言ったら、どーする?」
「 え?」
「嫌な気持ちになって、俺を、、
責める?」
「、 、どうだろう、 、、。」
「俺は、今ちづちゃんが他の男とエッチしたら、嫌だよ。
ちづちゃんの事、責めると思う。
女医の事考えてオナニーするのも、
やっぱ、ちょっと 、嫌。」
「、 、、うん。」
「好きって、そういう事じゃない?」
「、、うん。そう思う。」
「だから、ちづちゃんは、どう?」
「、 、 、 、嫌な気持ちには、
なると思う。
でも、
責めるかどうかって聞かれたら
「ストップ!」
? 、 、、え ? 」
「嫌な気持ちになってくれるなら、
今はそれでいいよ。」
「、 、 、、 。」
「こっち、きて。ここに座って。」
「、 、、うん。」
ちづるはタクミの前に座る。
タクミは後ろからちづるを抱こうとしたが、何かを思いつき、言う。
「あ、DVD 見せてよ。
、 、、ここにあるの?」
「え ? 、 、、」
「レズ系の。 つけて。」
「、 っ、、 ぅん 、 、。」
ちづはDVD プレイヤーの上に置いてあるケースからDVD を取りだしプレイヤーに入れる。
テレビをつけて、再生する。