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《幼虐〜姉妹姦獄》
【鬼畜 官能小説】

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〈写真集・1412〉-4



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ついに発表会の日は訪れた。
いつものようにガソリン代は二人持ちで、型遅れのミニバンはショッピングモールの駐車場に辿り着いた。

春の日差しは昼ともなれば強く、長袖の服だと汗ばむ暑さだ。



『12時に開始なんだって。早く行って“良い席”をゲットしようぜ』


長髪男の張り切りぶりは二人とは真逆であり、まるで誘導するように人の波を泳いでいく。
お買得食品を並べた店舗の前を抜け、飾られたお洒落な衣服にも目もくれず、目指すステージへと進む……やがて視界は開け、発表会会場となる1階イベントホールへと三人は到着した。

そこは施設自体を丸くくり抜いたように開けており、最上階の5階まで吹き抜けになっていた。

普段は地元アイドルのミニライブやヒーローショー、若しくは学生のブラスバンドの発表会などに使われている。


思った通り、一段高くなっているステージが設置されており、その前方にはパイプ椅子が何列にもズラリと並べられている。

土曜日でもあり買い物客の数は予想より多く、首謀者としては人通りの少ない通路の反対側の一番前の隅に座りたいところだ。


『ごわッ!?』


首謀者はステージを正面から見て、素っ頓狂な声をあげた。
半円形に張り出したステージの上には、ピンクと黄色を使って書かれた、気恥ずかしくなるボードが掲げられていたからだ。


[◇14才と12才の美少女姉妹の☆キラキラ☆をギュッと詰めこんだ写真集・1412◇]

[写真集ゲットでサイン&握手もゲットの大チャンス]


ポップな文字が踊る会場は、間違いなくオヤジが参加していい催し物ではないと雄弁に語り、もしそこに不相応な者が座れるとしたならば、如何なる視線にも耐えきれる強靭な精神を有する《猛者》だけであろう。


『なに変な声を出してんだよ……全く恥ずかしいなあ?』


長髪男は横目で首謀者を見ると、迷わず最前列のド真ん中のパイプ椅子に座った。
まだイベント開始の時間ではないのに、まだ誰一人として座ってはいないのに、長髪男はドッカリと座り、止せばいいのに首謀者と小肥りオヤジに手招きまでした。


(あの馬鹿野郎……なに考えてそんな真似しやがるんだよぉ……)

(あぁ…みんな見てるよぉ…ッ…わ、笑われてるッ…ぼ、僕が笑われてるぅ!)


余計なボードのせいで、14才と12才の女の子のファンだと、ロリコンオヤジだと、見ず知らずの人達にバレてしまっている……首謀者は長髪男の隣に座らされた小肥りオヤジの隣に座り、なんとかして“距離”を置こうとしたが、全く他人を気遣わない長髪男は、首謀者の腕を掴んで自分の隣に座らせた。



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