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ざくろの昼下がり
【熟女/人妻 官能小説】

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ざくろの昼下がり-4

「あれ、和君。どうしたの?お友達?」

「ううん、近くまで来たから・・・」

マキさんというそうだ。髪の色が変わってて分からなかったがこの女の人にも見覚えがあった。
正月だったか何かの時に和孝の家で会った兄貴の奥さんだった。

「子供たちはそっちにいるでしょ?
パパは遅くなるって言うけど、夕飯食べてくよね?」

「いいや、ちょっと寄ってみただけだから・・・」

夕飯にまでありつこうなんて、思ってもいなかったが僕らがいま空腹なのは事実だった。
そんな事よりも何の目的でここまで来たか?という事だろう。
和孝はまさか、この人で媚薬を試してみようなんて考えたのだろうか?
とはいえ、それをどう持っていくつもりなのか僕には到底見当もつきゃしない。

「おこづかいでも足りなくなった?」

マキさんは改めて僕らの顔を覗き込むように言った。
妙な焦りと緊張で背筋がブルっと震える。

「いや、そうじゃないんだ。夏休みの課題でそこの古墳を見に来たんだよ。」

古墳みてどうするよ!?それはかなり離れただろう。

「ああ、亀山の古墳ね。ふぅん、そんなの研究するんだ。」


僕の頭の中はすっかりエッチな妄想に駆られていた。
じっと見ては失礼だけど、この人の唇やおっぱいの膨らみにばかりについ、目がいってしまうのだ。
和孝は本気でこの義理のお姉さんで試してみるつもりなんだろうか?
僕が適当に作ってみた媚薬なんかを・・・

「研究してるのは史跡じゃなくて、媚薬なんだ。」

「媚薬って!?・・媚薬?・・・」

僕もびっくりする。
そんなにいきなりストレートに突っ込んでどういうつもりなんだ!?
学校の一悶着よりも遥かに取返しのつかない事になっちゃうに決まってる。

「大古の媚薬というのを僕らで再現してみたんだけどさ・・資料館に文献か何か残ってないか調べに来たんだ。」

髪につけるジェルの空き缶に詰め込んだ、いい加減な媚薬をマキさんの前に出してみせる。
さすがに僕はこの時、思わず和孝の肩を引っ張って帰ろうと促した。

「ナニコレ?スゴイ匂い・・・」

マキさんはフタを開けて眉を寄せた。

「柘榴が主成分なんだけど、本当かどうか一度試してみたくてさ・・・」

「どうするの?これ・・・まさか飲むの?」

「オマンコに擦り込むんだって・・・なあ?」

「え?・・そ、そんな・・・」

和孝に振られて焦ったけど、もう遅いと思う。
きっとお義姉さんは怒り出して、あとはもう、どうなるか分からない。

「ふぅん・・・」

おかしな風に展開する。
まるでエロマンガだ。
マキさんは目を伏せたまま手を組んで媚薬の入った缶を眺めながら頷く。
そんな簡単な事で済まされていいんだろうか!?



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