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ざくろの昼下がり
【熟女/人妻 官能小説】

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ざくろの昼下がり-8

「また遊びにいらっしゃいね。」

「ねえ、マキさん。媚薬は効いたの?」

「うん・・・バカねぇ。人妻には昼下がりと青い男の子が媚薬なのよ。」

僕らがそこを出た頃にはあの裏山の空のように陽は傾きだしていた。
帰る頃になって僕はまたいろいろと複雑な念に駆られていた。

「中西とヤリたかったよなぁ。」

和孝はそう呟きながら、中西雅美のおっぱいを揉む手つきを作った。
なんて失礼な事をいうのだろう。和孝とお義姉さんの関係は不可解ながらだいたい想像がつく。

「セックス中毒なんだって・・・本人が言ってたからそうなんだろうけど、あまりお世話になってもマズいだろ?」

「マズい・・・だろうな。ずっと前からあのお義姉さんと?・・・」

「いいや、今年の正月から何度か・・・だけど何だか怖くなっちゃってさ・・・」

「怖い!?」

「アナルセックスだって向こうが言い出した事だし、今度お前と3人でヤリたいから連れて来いとか言ったのも・・・な?」

「ふぅん・・・」

和孝のいう事が半分ウソのように思えた。
いや、僕がそう願ったのかも知れない。
あるいは今日の事はあのマキさんがかけた魔法だったのかも知れない。

それは僕がセックスしたいがために柘榴の媚薬を作った事から全部含まれていて・・・

「ガキ共は俺ンちに泊まり込んでるし、打ってつけってみたいなもんさ。」

和孝はそう付け足して笑った。
僕は暮れかける高い空を見上げながら、本当にもうあの頃には戻れないんだと思う。
そう思うと和孝の兄貴はもちろんこの事を知らないんだろうし、都合よく考えて和孝のその重荷を半分抱えられた気分にどこか心が軽くなる。

それはいいとして、していい事といけない事というのはもちろん別の話なんだけど・・・
どう思っていいのか分からない時にはいい方の解釈で考えた方がいいに決まってる。
そうしなければ、何も前に進まなくなってしまうだろう。
ただひとつ、今日分かった事は魔法は存在しない。
女の子がセックスさせたくなる媚薬も含めてそう思う。


僕は柘榴の媚薬をその空に高く投げ、落ちてきたところを雑木林の中に蹴り込んだ。
いろいろあった今日一日が日暮れと一緒に過ぎていく。

「おい、いいのか?媚薬・・・」

「腹へったな。バーガー食べて帰ろうよ。」

僕はそれでもきっと、柘榴を見る度にこの事を思い出すのだろうと思った。


ー完ー


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