投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ヒューマン・ロール・プレイ
【調教 官能小説】

ヒューマン・ロール・プレイの最初へ ヒューマン・ロール・プレイ 58 ヒューマン・ロール・プレイ 60 ヒューマン・ロール・プレイの最後へ

〜 音楽その2 〜-4

 ……。


 グロッケン。 俗にいう『鉄琴』です。 長さが異なる金属板を並べ、先端にプラスチック球がついたマレット(撥の一種)で叩いて鳴らす楽器です。 学園では2人1組でグロッケンやシロホン(木琴)を演奏するということで、【B29番】先輩が楽器役、【B2番】先輩が奏者役をしてくれます。

「まず〜、金属プレートを並べます〜。 これが鍵盤になるんですよ〜」

 そういって【B2番】先輩は沢山の金属製円筒を取り出しました。 

「大きさで音が分かれていて〜小さい方が高い音程になってまして〜曲に必要な数だけ用意するように〜。 例えば〜『きらきら星』なら〜ドからソまで、CからGまでで5つだね〜」 

 といいながら円筒を5つ選び、仰向けに寝そべった【B29番】先輩の胸元に置きます。 乳輪の上を含め、円を描くように乳房に沿って並びました。 目を瞑って横たわる【B29番】先輩のバストは、金属が刺さった、まるでロボットのようになっています。

「これで鍵盤の出来上がり〜。 あとはマレットなんですね〜……んしょ、んしょっと」

 そういいながら【B2番】先輩は新しい道具を2つ、取り出しました。 吸盤にプラスチック球がついた道具です。 そして吸盤をバストにあてて、ニプルの先端を吸い込みました。 いままでみてきたキャップの中でも、とりわけ激しい吸引力です。 あっという間にニプルを吸い込み、プラスチック球ごとピタリとバストにへばりついたところで、

「準備オッケ〜。 いきますよ〜」

 【B2番】先輩は【B29番】先輩に跨り、前屈みになりました。 まるでおっぱい同士を擦り合わせるように、胸と胸を合わせながら豊満な乳房を揺すります。 プラスチック球を乳首からぶら下げた先輩のおっぱいが、澄んだメロディーを奏でました。 【B29番】先輩のバストにつけた円筒を、【B2番】先輩のニプルから伸びた球が叩いた音色です。 

 ポン、ポン、パン、ポン、ポン♪

「ん……ん……」

 マレットを鍵盤に打ちつけるには、大きく乳房ごと叩きつけなくてはいけません。 きっとそれなりの衝撃があって、敏感になったニプルには抑えきれない刺激なんでしょう。 耳を澄ませば鍵盤の音色に混じり、微かな喘ぎが聞こえました。


 ……。


 クラッシュ・シンバル。 2枚の大きな金属板をそれぞれの手にもち、2つを叩きつけることで大きな破裂音を出す打楽器の花形です。 鳴らすタイミングを間違えた時の影響の大きさから、曲をダメにしたいなら素人のクラッシュ・シンバルを雇え、なんて格言があるくらいです。

 学園のクラッシュ・シンバルは、私が知っている同名楽器と違った構造をしていました。 いわゆるクラッシュ・シンバルは金属板そのものを叩きつけます。 一方で学園のクラッシュ・シンバルには、外側の円周に10センチのゴムが貼ってあります。 シンバルを叩きつける時、学園のシンバルはゴム同士を接触させますが、中で反響した音がゴムの隙間から飛び出すため、キレがいい音色になるそうです。 じゃあ、普通に手でクラッシュ・シンバルを叩けばいいかというと、そういうわけにはいかないそうです。

「ただ叩くだけだと〜ゴムの隙間が小さすぎて、迫力がでません〜。 ですので〜ニプルかボタンを挟んで〜シンバルの音を思いきり外に届けます〜」

 つまり、シンバルを鳴らす時には、外枠のゴムがついた場所で乳首かクリトリスを挟むように打ちつけろ、というわけですね。 シンバルはf(フォルテ)やff(フォルテシモ)、fff(フォルテシッシモ)が多いため、全力で金属を打ちつけます。 その勢いでクリトリスや乳首を挟めば、敏感な部位に走るショックはいかほどか、学園には理解できないんでしょうか? 
 そんな訳はありません。 理解した上で、私たちがどう感じようと、指示通りに演奏しろといってるんですよね。 

 ジャーン!

 轟音があたりに満ちました。 これまで聞いたことがないくらい大きい音です。 【B2番】先輩が胸元でクラッシュ・シンバルを鳴らしたんですが、思わず耳がキーンとなるような迫力でした。 
 すかさず観察します。 先輩が肌ギリギリに合わせて鳴らしたシンバルは、確かに左乳首を挟んでいました。 ゴムに押しつぶされた乳首には、薄っすら母乳が滲んでいました。

 もしも手が滑ってシンバルを叩き損ねたら――考えるだけでゾっとします。 肌にシンバルを近づけすぎて、乳房や肩や、その他のお肉を挟んでしまうかもしれません。 肩なんか全然マシです。 もし間違って乳首をゴム以外の場所で挟んでしまえばどうなるでしょう? 軽く見積もっても乳首が怪我をしますし、恐怖で碌にシンバルで音をだせなくなるのではないでしょうか。 先輩はそんな不安を抱えた上で、

 ジャーン、ジャーン、ジャジャーンッ

 さらに3回、ゴムで乳首を挟みながら、大きくシンバルを鳴らしてくれました。

 


ヒューマン・ロール・プレイの最初へ ヒューマン・ロール・プレイ 58 ヒューマン・ロール・プレイ 60 ヒューマン・ロール・プレイの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前