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ヒューマン・ロール・プレイ
【調教 官能小説】

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〜 音楽その2 〜-3

 ……。


 カスタネット。 木製の板を円形にくりぬき、二枚貝のように繋げた楽器です。 板同士を打ちつけることで、カッカッカッ、キレがある乾いた音をつくります。 学園のカスタネットと幼年学校で遊んだカスタネットは、大きさ、形は変わりません。 ただし学園のカスタネットから伸びたゴムの環は、幼年学校のそれと比べて大きく太いゴムバンドでした。

「あたしが一番苦手な楽器です〜……。 音楽って〜体型に向き不向きが激しいから〜……んんっ……よいしょっ……と」

 といいながら、先輩はカスタネットのゴムバンドを拡げました。 太くて固そうな見た目と裏腹に、ゴムバンドはとても大きく広がります。 意外と緩いゴムなんでしょうか? それとも、先輩がよっぽど力を籠めているんでしょうか? 疑問はすぐに解けました。 先輩はそのままゴムバンドの環を胸元にもってゆくと、一気に右のバスト根本までゴムバンドを嵌めたのですが……手を離したときに、バッチン、ゴムが肌をうつ大きな音がしました。 音の大きさから察するに後者なのは間違いなさそうです。

 カスタネットは2つあり、先輩はもう片方のバストにも同様にカスタネットを嵌めました。

 ギュム……。 

 バストの付け根が元々の半分くらいまで引き絞られます。 その分乳房の先がパンパン、いいえ、カンカンに膨らんだ様子は、針でも刺そうものならパンと音をたてて割れてしまいそうです。 無理矢理釣鐘型にされた乳房は忽ち青紫色が滲みました。 血行が遮られ、うっ血しているのが一目瞭然です。

「あとは〜バストを揺すって〜カスタネットを鳴らすんですよ〜。 少しだけ準備します〜……んっ、んっ、んんっ」

 抉るようなゴムバンドが肌に喰い込み、外見通りなら物凄く痛い筈なのに、先輩は笑顔を崩しません。 そのまま上下に軽く飛び跳ねたり、片方ずつ乳房をゆすってみたり、肩甲骨を寄せて脇をしめ、おっぱいをピタッと止めたりと一頻り身体を動かしてから、

「いきますね〜」

 ブルンブルン、ブルブル、ブルン! 搾られたバストが勢いよく弾み、

 カッ、カッ、カカカッ。 カスタネットが高らかに響きました。

「んっ、んっ、んしょっ」

 カッ、カカッ、カッ、カカッ。

 ただ揺すっているだけじゃありません。 それだったら音と音の間が間延びして、テンポが悪くなってしまいます。 先輩は上にバストを振り上げるときは勿論、下ろすときも力を込めて、勢いをつけて弾ませていました。 当然ですが、その分動きが烈しくなり、バストに掛かる負担も大きくなります。 それを、乳房全体が青くなるまで搾られた状態で、笑顔を絶やさず鳴らしているんです。

 たかだか後輩のために、こんな一生懸命になってくれる先輩……立場が逆なら、私は自分の後輩に手本を見せるためだけに、ここまでやってあげるでしょうか?

「多分〜22番ちゃんくらいのバストが〜ちょうどいいんじゃないかなあ〜。 あたしだと〜大きな音は出せるんですけど〜……さすがにちょっぴりきつくて〜……んっ」

 カッ、カカッ、カッ、カカッ。

 といいながら上半身ごとバストを揺する姿は、もはや揺するというかバストバンキングです。 左右の乳房を僅かにずらして振れば、カカッ、連続してカスタネットが鳴りますし、両方を同時に大きく振れば、カンッ、大きな音になります。 そうして3分ほど、先輩はカスタネットを鳴らしてくれました。 カスタネットをバストから外したあとも、しばらく乳房は青白いままです。 ようやく元の薄肌色に戻ったあとも、胸の根本には真っ赤なゴムの痕跡が、痛々しく残ったままでした。




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