【金澤麗】-5
「欲しい?」
「うん、欲しい…」
雪人さんはTシャツとスエットを脱ぐと、わたしの服も脱がせてくれた。
ただ、ガーターベルトとストッキングは身につけたままだけど。
「まだ、だめ」
ニコッと笑うと、彼は横になって、わたしの腰を引き寄せる。
わたしは彼の足の方向を向いて、彼の顔の上にまたがる体勢になった。
「あっ、ああんっ、やだ、恥ずかしい」
「舐めて、俺のも」
彼は、わたしのそれをべろべろと舐め出す。
わたしも彼のボクサーパンツからカタくなったオチ×チンを取り出した。
雪人さんがわたしを感じさせるからうまく舐められない。
それに――こんなの、もどかしすぎる。わたしは、雪人さんが舐めている場所に、欲しいの。雪人さんの舌も気持ちいいけど、今舐めているオチ×チンが欲しいの。
「んん、我慢できないよ、雪人さん…」
一生懸命吸っては、舐める。雪人さんも我慢できないでしょう?
こんなにカチカチになってるのに。
そう思っていたら、
「麗、すごく気持ちいいよ」
雪人さんが切なそうに言った。雪人さんもわたしが欲しい?
「オチ×チン欲しいよ、雪人さんが欲しい」
わたしは唾液まみれになった彼のそれから口を離すと、雪人さんの唇にキスをしながらまたがった。
「今日は、つけちゃ嫌」
「いいの?」
「わたしが嫌なの。こんなに興奮してるのに、つけたくないよ」
わたしは自分の濡れすぎているそれに、雪人さんのものをこすりつけた。
もう、我慢できない。
「ああ、あん、入っ…た…」
雪人さんのお腹に手をつきながら、膝を立てて、腰を上下に動かした。
わたしのお尻が彼の体に当たって、パンパンという音が響く。
「雪人さんの、おっきい…お腹刺さってる、んんっ」
はしたないと思いながら、わたしは必死で腰を動かす。
このAVを見ながらオナニーしたときなんかよりも当然、今はもっと興奮している。
「はぁっ、雪人さん、ああぁ…!!」
わたしはイッてしまい、体をびくびくと震わせながら動けなくなってしまった。
イッたことがわかったからか、雪人さんは起き上がると、そのままわたしを押し倒すようにして、正常位の体勢をとる。