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ヒューマン・ロール・プレイ
【調教 官能小説】

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〜 家庭科その8 〜-3

「マスカラは省略。 っていうか、Cグループ生は毛は処理してるのが普通だから、必要ない」

「処理といえば、ちゃんと『お線香で焼いて』ます?」

 オマンコを弄られながらも、22番さんはしっかり首肯しました。 『お線香で焼く』――学園生たる私たちに課された陰毛処理のことです。 永久脱毛処理を受けていない私たちは、個人差こそあれ、剃刀で剃ったとしてもすぐに叢(くさむら)が生い茂っちゃいます。 しかも剃ってから伸びた毛先は尖っていて、触れた時にツンツンして、不快な感触を与えるといわれました。 そうしないために(誰かに触れられることなんて無いんですけど)どうするかというと、火をつけた線香の先端でもって、剃った陰毛の先端を焼くわけです。 そうすれば毛先が柔らかくなり、触れて頂いても害のない陰毛になります。

「感心です。 普段からちゃんとしてないと、いざって時に困るです」

「確かにね。 毛がちょっとでも伸びてたら、どんなにお化粧したって無駄になる。 毎日お手入れは欠かさない方がいいよ」

「っていってるにっくが、マン毛ボーボーで補習になったのは内緒です」

「……ま、まあ、そういうこともあったかな」

 苦笑いする【B29番】先輩。 コホン、と咳払いを1つして、ガラス瓶入りの化粧品に手を伸ばしました。

「最後に香油を塗って、乾燥しないようにすれば一先ず完成。 香油がない時は、ずっとマン汁を溢れさせて艶々のままいなくちゃいけなくて、それなりに大変だよ」

 ペタペタペタ。 薄っすらと黄色に輝く油でもって、毛穴や傷跡、マン皺やマン滓が一切なくなった22番さんのオマンコが輝きます。 M字開脚の真ん中に潜む牝の証は、いつもは卑猥でみっともない色艶なのに、お化粧しただけで立派で綺麗になっちゃいました。 先輩のお化粧が上手なのか、化粧品が凄いのか――多分両方だと思いました。

「ふう。 まっ、基本っていったらこんなとこかな」

「香水はしないです?」

「あんなの、渡された香水を振るだけなんだから、わざわざ教えなくてもいいでしょ」

「でも、どんな匂いかくらいは知ってた方がいいです」

「え〜、覚えてないって……えっとぉ、『栗』『菊』『金木犀(きんもくせい)』『木蓮(もくれん)』……他に何かあったっけ?」

「『鮑(あわび)』と『蛤(はまぐり)』、それから『烏賊(イカ)』です」

「あ〜、あったあった。 よく覚えてるねえ」

「全部生臭すぎて、忘れられないです。 にになんて3回とも生臭系の香水だったです。 せっかく頑張って綺麗にしたオマンコが、あっという間に唯の『汚マンコ』になっちゃって……最悪でした」

 ぷう、頬を膨らませる【B22番】先輩。 

 それにしても、聞いていて思ったんですが、香りのチョイスが酷いです……。 よりによって海産物の香りって……そりゃあ、私たちの膣はいつも濡れっぱなしですから、確かに生臭い薫りです。 でも、だからこそ爽やかな薫りで飾ってくれるのが香水の役割じゃないんでしょうか? 

「にになんて全然マシだって。 だって普通に臭い香水をしただけじゃない。 さっちゃんなんて『お歯黒』とかいって膣口に炭粉をまぶされてたし、ごうさんだったかな、『マニキュア』だかなんだか知らないけど、クリトリスに細かいラメを貼られてたし……酷い目を挙げればキリがないよ。 つうなんて『隈取(くまどり)』でお股全体に顔の落書きされてたし、覚えてる?」

「他の人は忘れましたけど、つうのは覚えてます。 オマンコを『口』に見立てて、すぐ上に墨で『目』と『鼻』を描いて、お股全体をヒトの顔にされてたです」

「つうは平気そうだったけど、あれって相当ミジメだったと思うなあ。 あの後全校集会でお辞儀したでしょ? つうだけ顔付で礼する羽目になったもん」

「ににだって大概です。 だってオマンコがイカ臭さマックスなんですよ?」

「それをいうなら、私だって。 グロス入りの口紅だったから、私だけオマンコがピカピカ光ってるんだもん。 集会の間中、恥ずかしくって泣きそうだった。 お化粧してる間はオマンコが顔代わりだから、ずっと逆立ちしっぱなしで、オマンコを上にして過ごせっていうのも辛かったなぁ」

「廊下を逆立ちで歩いてたら、他の学年が絶対コッチを振りむくんです。 寮でも、ににの前を通る時だけみんな鼻を摘まむし、二度とお化粧なんて御免です」

「……グロスも嫌だけど、そう言われるとイカも勘弁して欲しいかな……」

 わいわいと昔の思い出に興じる先輩方の話を聞きながら、私と22番さんは顔を見合わせました。 察するにお化粧にはまだ先があって、基礎が終わってからワンポイント付け加えることもあるようです。 更に化粧をしてハイ終わり、じゃないんですね……そんな恰好のオマンコのまま他の授業を受けたり、日を跨いで集会に出たり、寮に戻って就寝したり。 しかもお化粧の間中逆立ちするって、サラッと聞き流すにはヘビーすぎる条件なんですけど。 え、なんですか、お化粧したオマンコを見せるために、わざわざ逆立ちして生活しろってことですか?

 チラリ、視線を下半身に落します。 M字開脚する22番さんの膣は、確かに綺麗だと思います。 確かに普通にあるけば、せっかく綺麗な膣が見えなくなっちゃいますが、それにしたって指で膣を拡げながら歩くだけで十分だと思いませんか?

 思わないんですよね、そうなんですよね……はいはい、よぉくわかりました。 もう煮るなり焼くなり好きにしてください。 自暴自棄になったわけじゃありませんが、てやんでい、って気分です。 22番さんも諦めたように自分の膣を見ていました。 私だけが逆立ちするんじゃなくて、クラス全員で膣を晒すわけですから、せめてクラスで一番綺麗な膣になるよう、お化粧頑張ろうと思います。


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