夜中に-2
2人は手を繋いでソファーに座る。
ちづるは、ばつの悪そうな目をして、タクミと目を合わそうとしない。
タクミはちづるの頭を撫でて、顔を覗き込み言う。
「ちづちゃん?
もしかして極端にオナニー、我慢した?」
「、え? 」
「普通じゃない、とか気にしてたし、、。」
「、 、、 、、っ、、ぅん、 」
「それで、我慢出来なくなっちゃったんだねー、、。」
「、、、、、。」
「無理しちゃ、ダメだよ?
極端すぎるのも身体に悪いから、、」
「、、っ、でも、、依存症とか、
怖いし、、、」
「あー、、やっぱり、
俺が言ったやつか。
でも、、、大丈夫だよ、
ちづちゃんは。」
「、、、なんで?」
「依存症は、もっとこう、、
普段、イライラしたり、
仕事が手につかなかったり、、、
みたいな感じらしいし。」
「、、、それは、、
私も読んだけど、、。
いつ、そうなっちゃうか、、、
分からないし、、。」
「ちづちゃんは、大丈夫ー。
俺がいるから。」
「、? 」
「エッチ、してるんだから。」
「、、、、エッチ、してるから、、
1人でしなくても、って、思って、、」
「でもさ、ちづちゃんは
性欲強いんだしー。
ってか、俺と会う前は1人でしてたんだから、今だって、したい時にして大丈夫だと思うけど、、。
もちろん、俺を呼んでもいいし。」
「、、っ、!、」
「 ? 」
んー 、、?
、 、 分かんないなー、 、
なんで、そんなに我慢したんだろ 、。
「ちづちゃん ?
ちゃんと俺の目ー 見て ? 」
ゆっくりと、タクミを見る。
今にも泣き出してしまいそうだ。
「、っ、!、、」
「 ? 」
「、っ、、、っ、、」
「大丈夫ー。 誰にも言わないから。
ちゃんと、何でも言って ? 」
「、、っ、、、、、、、
、、、、、、、、っ、、
、、、、、だって、、、1人で、、
しちゃうと、 、っ、
使っちゃうんだもん、 っ、、、」
「 え? ? 」
「、、〜っ、!」
タクミはちづるの言葉を待つ。
「、、、、、、、、、、
、、、、 、めんぼう、、、」
「 綿棒 ?」
あ、 ちづちゃんのお気に入りの?
「、、、、変 でしょ ? 」
「、、、。」
「、、、おかしい、でしょ?」
ちづるは半べそをかいてしまった。
「〜っ、、っ、、、、
普通じゃない、でしょ!?」
「、、、、、、、、。」
なるほど 。 そこか 。
、 、 、 、 、、
俺 綿棒使うのは変態、
みたいな
言い方 、 、 したな。
我慢 したのは めん ぼう
、、 、 、 、
、 、、 、 、 、、、
、、やべ なんか
笑っちゃいそ 、 、
、 っ、、 駄目だ、、こらえろ。
タクミは、咳払いをして笑ってしまいそうなのを誤魔化した。
ちづるは真っ赤になり、背中を丸めてうつむいている。
半べその顔を見られたくなくて、パジャマの袖で目をゴシゴシと拭いている。
「〜っ、、っ、!、ぅ、、」
「、、、。
まー、普通かどうかって聞かれたら、、、、
んー、、、
俺は、かわいいと思うよ。」
タクミはわざと、言葉を濁した。
「、、っ、、」
「なるほどねー。
綿棒で、悩んじゃったのかー。」
「、っ、、」
「ごめんね?
俺、変な事、教えて。
、、、まさか、こんな、、。
こんなに、綿棒好きになっちゃうと思わなくて。
、、、、本当、ごめん。」
「、、っ、、〜っ、!、」
「ちゃんと、もっと考えてあげればよかった、、。
ごめん。」
「、っ、〜っ、、! ぅ、、」
ちづるは、さっきの体勢のまま動かない。
タクミが謝れば謝るほど、ちづるは逃げ場がなくなってゆく気持ちになる。
タクミは、それをよく分かっていた。
小さくなっているちづるを抱きしめて、背中をさする。
「ちづちゃん、 キスしよ ?」
タクミはちづるにキスをする。
「〜っ、、っ、!、ん、」
長めのキスの後、タクミが言う。
「これ、脱いで、、。」
タクミは、ちづるのパジャマのズボンとパンツを脱がす。
タクミが、ソファーの下のじゅうたんにきた。
ちづるの目の前にいる為、顔の位置にちづるのアソコがある。
ちづるは動揺し、思わず両手をアソコの位置に当てて、隠す。
「ぁ、、っ、〜っ、、」
「ちづちゃん、?
自分で、脚開いて ?
、、、あ、 これ ね 。」
タクミは立ち上がり、綿棒を本棚の上から手に持つと、またちづるの前にきた。
タクミはニヤニヤして、綿棒とちづるの顔を見ながら言う。
「これで、弄ってほしいんだよね?」
ちづるは、泣きそうな表情で頷く。
「じゃあ、手ーどけないと。 ね ?」
「〜っ、、っ、」
ちづるは、股間から手を離すと、両手を膝の位置に持ってくる。
座っている体勢だと、タクミの表情が目の前なので、恥ずかしそうだ。
「もーちょっと、脚、ひらいてー、、。
っはぁ、、あ、もう濡れてる。
これみて、興奮しちゃったかなー ?」
タクミは、綿棒をちづるの目の前に出してニヤニヤしてる。
それをクリに当てると回転させた。