〜 家庭科その7 〜-2
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私が褌の次に穿かしてもらった下着は、紐と呼ぶのが相応しいくらい布地面積が少ないパンツ、
『Tバック』です。 見た瞬間から分かっていたものの、いざ穿いてみるとお尻の風通しが余りによくて、つい笑ってしまいました。 一日を通して全裸なため、例えどんな形状だろうと服を着た方が恥ずかしくない筈なんですが――絶対Tバックを穿いた方が恥ずかしいです。
Tバックのマナーは2つあるそうです。 1つは『お尻の谷間で生地を隠す』こと。 つまり後ろから見た時に下着が見えちゃいけないんですって。 なるべくキツく、あとはお尻が下着に挟まれないよう、尻たぶは両脇に広げてから穿くといいって伺いました。 2つ目は『膣の具(ぐ)を生地で包む』こと。 小陰唇、大陰唇がTバックからはみだすのはしょうがないし、むしろ卑猥で牝らしいからOKなんです。 ところが膣口や陰唇の内側になると話は違います。 少しでもオマンコの具が覗くということは、Tバックをまっすぐ穿けてないからと見做されちゃうので、ギリギリ見えないくらいに隠さなくちゃいけません。 陰唇の割れ目に喰いこみつつ、ぷっくりと何事もなかったように膨らんだTバックの股間がベストだと【B29番】先輩は教えてくれました。
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続いて22番さんの番です。 股間部分の股布が切り取られ、代わりに黒いゴム製のパールがいくつも繋がった紐を設えた『パールパンツ』の出番でした。 背中側は普通のパンツな一方、お腹側は全て計算済みであるかのようにちょうど股間の割れ目に黒いパールが喰いこみます。 大陰唇が1つ1つのパールをそっと頬張るため、盛りあがり気味の恥丘が更にもっこりして、膣全体から使い込んだ印象が漂っていました。 先輩いわく『紐と違ってパール同士がオマンコの皮を挟んだり、クリトリスをコリコリするから、刺激に反応しないよう気をつけて』とのことです。 言いつけを守ってかそれとも元々不感症気味なのか、パールをグイッと挟んだまま歩き回る22番さんは、最後まで喘ぎ一つ漏らしませんでした。
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先輩が私の前に差し出したパンツは、股布部分は普通の白レースで、尻当て部分に大きな穴が空いた『Oバック』です。 肛門の真上に穴の中心があるせいで、少しでも尻たぶを緩めればくすんだ菊蕾が丸見えでしょう。 逆にいえば軽くお尻を引き締めるだけで肛門を晒す事態は避けられます。 という風に下着のあらましを理解したところで、先輩は『クリップ付フック』を持ってきました。 なんでも『Oバック』を穿く以上はアナルでも『O』を体現するのがマナーらしく、私のように肛門を締めるなんて以ての外だそうです。
『Oバック』の穴の縁にクリップを止め、フックを肛門の襞にひっかけます。 フックが無理矢理穴を拡げ、外側に蕾が開きました。 こんなフックを合計6本もつけなくちゃいけません。 そりゃ、いくら全力でお尻の穴を締めようとしても閉じるなんて出来ません。 たちまち身体の中まで入ってくる冷たい外気に震えながら、すっかり心細くなったお尻を振って、私は部屋を一周しました。
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そうこうしている間に次の22番さんは次の下着を準備しています。 今度は濃紺のスクール水着、略して『スク水』です。 ナイロン製のワンピース型水着で、トップスとブルマ型のボトムが一体になっており、全体に裏布が貼ってあるそうです。 学園では水着も下着も区別がなく、どちらも肌に直接着るため一緒くたにされているんだとか。
スクール水着を着た22番さんへの指示は、そのままオシッコをすることです。 スクール水着は上下が一体で、ボトムスのブルマだけ脱ぐことはできません。 全部脱いでから用便を足せばいいものの、それでは手間がかかるため、スクール水着の一部をずらして排泄するのがお作法といいます。 22番さんは一瞬躊躇ったものの、すぐにしゃがむと股布を引っ張って細くし、空いている手で股間から水着の股布を持ち上げました。 そうしておいて『しーしー、しーしー』、オシッコをする演技です。 もちろん滴をきったり、ブルッと震えてみる仕草も忘れません。 続いて股間から背中側に手を回し、お尻に張り付いた水着を横にずらします。 『ぶっ、ぶりっ、ぶりぶりぶりっ』、息んだ顔のまま、大きな声で恥ずかしい擬音を口にすると、まるで本当にウンチをしているみたいに身体を小刻みに何度も揺すりました。