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ヒューマン・ロール・プレイ
【調教 官能小説】

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〜 家庭科その6 〜-4

 先輩方のファッション・ショーは、まだまだ続きます。
 

 次に【B29番】先輩が着てみせてくれたのは、タイトなワンピースに大きな文字やロゴをあしらったスーツでした。 もちろんスカートの裾は股下5センチまで詰めています。 先輩曰く『バドガール用のバドスーツみたいなもの』だそうで、胸元からお尻まで、びっしりと文字・図柄に埋め尽くされた外観は圧巻でした。
 ただし描かれた文字は、単なる広告なんかじゃありません。 『チツマンコの直径○○センチ』『クリトリスフル勃起記録○○時間』『ウンチ便秘中、○○日に1回ひりだします』『ケツマンコをくじって絶頂するまで15秒』『絶頂時はオフッ、オフッと息みます』『セルフクンニを上達するため、毎晩セルフアナルクンニに挑戦中です』『チツマンコは腐った海鼠のマン臭がして、匂いを減らすため毎日クンカクンカします』『しょっちゅうマン屁をプピップピップしています』――どれをとっても目も当てられないような内容ばかりで、思わず視線を逸らしてしまいました。 先輩によれば、バドスーツを着る時は『自己紹介の文面で埋める』のが決まりで、教官のチェックを経て合格を貰ったバドスーツを着て校内を一周することが、家庭科の試験の1つだそうです。 言葉を失った私たちの前で、先輩は『服自体はただの小さいワンピースだから、どってことないよ。 気にし過ぎ』と笑っていました。 清々しいくらい達観してますよね、先輩方は。

 
 続いて【B22番】先輩が選んだ服は、一生に一回という建前のもと、旧世紀の牝が意匠を凝らしたウェディングドレスでした。 実際は旧世紀末において、牝の不貞、不逞、不遜、不実、不義、不正によって婚姻継続率が極めて低かったのが事実です。 ウェディングドレスが華美になればなるほど婚姻破綻率が上昇した事実を突きつけられると、同じ性として恥ずかしいし、情けないし、申し訳ないと思っています。 白いオペラ・グローブに白いベール、白いパンプスに白いスカート。 どこをとっても純白の衣装にも、【B22番】先輩の黒髪は映えていました。
 腰からはトレーン(引き裾。 後ろに長く引きずる部分)が伸びていて、股下5センチしかないスカートと好対照です。 正面に恥ずかしい割れ目を丸出しにする一方、後ろにはトレーンで慎みを表す。 顔は純潔の象徴たるショールで多いながら、最も罪深い膣は隠そうとしない。 きっとそういう矛盾を含め、恥ずかしい部分を如何に強調するかを考えた時、私たちは正しい着こなしに辿りつくんだろうな、と思いました。


 ここから更に『旧世紀の警察制服』『陸軍迷彩服』『スチュワーデス制服』『防火服(消防士制服)』と続きます。 どの服もスカートを基調にして、しかも股下はキッチリ5センチメートル。 股間以外をキッチリ覆っている分、剥きだしの恥丘が異様で、否が応にも視線を引きます。 警察制服には乳房をくりぬいた防弾チョッキが仕込んであり、繰り抜かれた孔に嵌めた乳房がロケットのようにカンカンに張るまで締められていて滑稽でした。 迷彩服は迷彩柄が全て膣の襞を模していて、しかも来ている本人のモノを転写する仕組みということで、見ているだけで恥ずかしかったです。 スチュワーデス制服は、スカーフの巻き方が独特で、首元に巻いたスカーフで大きな薔薇を作るんですけど、長細く間延びした花びらは、どうしたってオマンコにしか見えません。 巻き方の名前も『おまんこ巻』というそうで……確信犯というか、何というか……。 防火服はラメ入りのアルミシートが服の表面に巻いてあるんですが、その『くすんだ肌色』がどう見ても陰唇と同じです。 それもその筈で、この色は調整可能であり、毎回着衣者の膣と同化した色に調整しているとのことでした。 

 学園入学以前は、恥ずかしい部分を上手に隠すのが衣装の役割でした。 だのに、今では全くの逆。 常に股間を強調し、何がしかの方法で着ている私たちを貶めて、卑しめて、バカにしています。 それを分かった上で身につけるのは、正直悔しいし、抵抗したい気持ちもあります。 それでも全裸に首輪だけという現状から比べれば、まだ肌や乳首を隠せる分だけマシなのかもしれません。 どのみち抵抗するという選択肢はない以上、恥かしいやり方で服を纏うことになるんでしょう。

 このあとは私と22番さんが服を着て、先輩方のチェックを受ける順番です。 着物だけは22番さんに着て貰おうかな、あとバドスーツも出来れば譲りたいな、ゴスロリは一度着てみてもいいな――。 そんなことを考えながら、私は段ボールから私達に着せる服を選ぶ先輩方を眺めていました。 
 
 


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