人に言えない響子の卑猥な黒歴史-10
「ち、違うわよ、お義姉さんがそう言ってたって教えただけじゃないの。変なこと言わないでよ。あたしがお兄ちゃんとなんかとするワケないでしょ」
「まあ、それもそうか」
いつも徹の話題が出てくる度に、【アホ】だ【ボケ】だと罵倒していたので、響子の言い分を拓哉は信じることにした。
「あっ、けどモノがオレの方が大きいってどうしてわかったんだ」
「そ、そ、それは…。あっ、そうそう、アレよ。ほら、あの後、お義姉さんの車でレズったって言ったでしょ。え〜とえ〜と、なんだっけ?そ、そうよ、お姉義さんとキスしたときに、お互いのパートナーの大きさを知るために、フェラチオで頬張るときの口の開け具合を比べたの。そ、それであたしの方が少し大きかったのよ」
苦しい言い訳だった。
「なんだ、そうだったのか。お義姉さんとキスだなんて羨ましいやつめ」
呆気なく信じた。
「そ、そうよ、で、どうする?お義姉さんとする?」
ホッとした響子は、これ以上変なことを口走らない内に、拓哉に意思を確認した。
「う〜ん、やっぱり少し抵抗があるなあ。でも、お義姉さんも捨てがたい…」
ウジウジと決めることのできない拓哉に、響子は秘密兵器を出した。
「車でレズったときのお義姉さんの動画があるけど、見たい?」
ニヤリと笑った響子が、自分のスマホをヒラヒラと振った。
「えっ、そんなのがあるのか?見たい見たい!見せてくれ!」
拓哉は響子のスマホをむしり取ると、動画のアプリを開いた。そこにはステップワゴンの後部座席で下着も穿かずに足を開く弘美の卑猥な姿が写っていた。その卑猥な部分を指で開きながら、動画の中の弘美が艶っぽい声を出した。
『うふふ、拓哉さん、響子ちゃんや春奈ちゃんのオメコだけやなく、あたしのオメコでエッチなことせえへん』
「うっ、これは…」
拓哉のモノが少し力を帯び始めた。
スマホの中の弘美がクルリと背中を向けると、剥き出しの尻を突き上げた。愛液で濡れた肛門がアップにされ、拓哉の目が大きく見開かれた。
『拓哉さんに、あたしのお尻の穴を一杯舐めて欲しいわあ』
「うおおお!響子やるぞ!明日は家族間でスワッピングだ!」
拓哉のモノは、ここしばらくないくらいに一気に膨れ上がった。
「うふふ、お義姉さんに返事しとくわね」
「しかし、響子はお義兄さんとするのに抵抗はないのか」
「えっ、あたし?」
散々やりまくっているので抵抗など全くなかった。しかし、それをここで暴露して拓哉の気が変わってはいけない。
「拓哉くんのために我慢する。お兄ちゃんなんて気持ち悪いけど、バイブレーターと思えば平気よ」
「そうか、悪いな」
ウキウキ気分の拓哉はすっかり信用していた。
「明日の朝、春奈にも教えてやろうな」
「そうねえ、でも黙ってようよ。うふふ、サプライズで面白いかもよ」
可愛い娘の驚いた顔も見たかった。可愛さが余り過ぎて、少し悪戯がしたくなった困った母親だった。