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進化的性教育(新天地編)
【複数プレイ 官能小説】

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進化的家族間スワッピング-1

【進化的家族間スワッピング】

そして響子の中学時代のオナニーシーン、それに徹との初体験まで遡った話は、春奈が弘美に足を開かれ、勇気のスマホで撮影されながら、パイパンの陰部を濡らす場面へと戻っていく。

響子が決めた家族の決め事の一つに【一つ、家族でエッチしていることは絶対に秘密】がある。

生真面目な春奈はこれを守っていて、普段から性に対する【個】と【公】の使い分けを徹底していた。

気心の知り尽くした家族の中では、とことんまで淫らになるが、それ以外の場では卑猥なことに対しては、普通の女子のように恥じらいを持っていた。

これは誰もが同じだろう。例えば、愛する夫に対して妻が幾ら淫乱になろうとも、その淫乱さをそのまま外に向かって示す女はあまり居ない。信頼する夫だから淫らになり、他の者からそれを求められても、特殊な事例を除いて抵抗があることが普通だ。

春奈にとってもそれは同じだった。小学生の割に胸の発達した春奈は、クラスの男子から露骨にそれを話題にされることがある。

「やめろ!そんな話はするな!」

そんな時は恥ずかしさと、居たたまれない思いで、物を投げつけてはその話を中断させていた。

また、人気者の春奈は、不埒な男子にスカート捲りをされて、下着を見られることもあった。

「きゃっ!バカッ!変態!スケベ!」

これも、恥ずかしさのあまりに真っ赤になって、手にしたランドセルを振り回しながら罵倒するのが常だった。

聡い春奈はこうして、自分の世間と折り合いを付けていて、決して卑猥な本性を見せることはしなかった。

もちろん、それは相手が親戚であっても同じで、例え親しくなったと言っても、徹と弘美の前では礼儀正しくし、勇気とも意気投合したとはいえ、自分の性を見せることはあり得なかった。

そんな弘美に下着を無理やり脱がされ、尚且つ、勇気に陰部を撮影される辱しめを受けたのだ。いとこといっても勇気は異姓だ。同性の弘美ならまだしも、同級生になるはずの異性に見られたことに春奈は衝撃を受けた。

さらに自分の【個】の内のはずの両親は、何も相談も無いまま家族間スワッピングに同意をしていて、今も弘美の卑猥な行為を咎めることなく、驚く自分を前に楽しげな表情さえも浮かべていた。

なのに自分は下着を無理やり脱がされ、尚且つ、陰部の撮影の辱しめを受けて泣き出すまで、蚊帳の外に置かれたままそれを知らされていなかった。納得ができない春奈は、弘美に抱き抱えられている身を捩って抵抗した。

「イヤーッ!こんなのイヤー!叔母さん、離してよ!」

「きゃっ、ちょっと春奈ちゃん、暴れたらアカンよ」

響子から春奈の淫乱さを聞いていた弘美は、その激しい抵抗に戸惑った。響子が『春奈はあたしよりもエッチかも』と言っていたのでそれを鵜呑みにしていたのだ。

「怒らないで春奈ちゃん。ちょっと驚かそうと思ったのよ。ごめんね」

困惑ぎみの弘美は取り敢えず謝りながら、春奈に対する戒めを緩めた。

「叔母さんは悪くないのよ。お母さんが内緒にしとこうって言ったのよ。サプライズなのよ」

響子が『任せて』という目線で弘美に肯いてから、剥れた春奈を宥めた。



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