11月-1
11月も、2人は週1〜2回のペースで会っていた。
11月の下旬。
土曜日の夜11時。
ちづるは悶々としていた。
オナニーをしたくなっていた。
タクミの言葉を思い出し、考える。
タクミ君は、呼んでいい、って言ってくれたけど、、。
約束も、してないし、、。
急には、、
やっぱり、 悪いよね 。
、 、 どうしよう、 、 。
でも 、連絡して、今家にいなかったら、 ?
土曜だし友達と遊んでたりしてるかな?
、 、 、、 、 、 。
ラインして、
タクミ君が外にいる感じだったら、
1人で しよう。
ちづるはタクミにメッセージを送る。
【こんばんは(^o^)
タクミ君、今 家にいる?
外かな?】
***
タクミは、外で友達とファミレスにいた。
友達に頼まれて、違う高校の女の子3人と会っていた。
タクミ達男はタクミを入れて4人。
その日はその7人で夕方カラオケに行き、夕飯の時間になり、このファミレスにきた。
夕飯も食べ終わり、ドリンクバーでお喋りをして、もう3時間が経つ頃だった。
タクミのスマホの着信音が鳴る。
【こんばんは(^o^)
タクミ君、今 家にいる? 外かな?】
『 あ、ちづちゃん、、、』
友達と女の子達は、今までの過去の恋愛話などをして、盛り上がっている。
タクミはすぐに返信した。
【今ねー、外。
友達とファミレスー。
なんか、合コンだったみたい。】
【合コン?いいなー(*^^*)楽しそう♪
ファミレスなら、ドリンクバーで合コン?】
【うん。
さっき、カラオケ行ったりしてたけどー
ねー、今、馬鹿にしたでしょ?w】
【してないよ(^-^;
でも合コンって、居酒屋とかのイメージだから、、。】
【やっぱり馬鹿にしたー!( ̄^ ̄)】
【そんな事ないってば(笑)
楽しんできてね(^o^)
おやすみなさい☆】
「、、、、。」
ん? 、 、
これ、もしかして。
「〜〜。」
「〜!〜!!」
「、、、俺、
ちょっと電話してくるー。」
タクミは店の外に出て、ちづるに電話をした。