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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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夕食後 2-1

大した事じゃない、と言う割に、ちづるはなかなか言い出さない。

「あの、、、あのね、、、
絶対に、人に、言わない? 
喋ったり、しない?」

「言わないってば。
ちづちゃん、いつもそれ言うよねー。
ってか、誰に言うってゆーの? 
普通、言わない、、 、」

  あ、 。

 これ、もしかして、、。

 昔、鼻血をネタに攻撃されたから?
  
   前にも、 、

『もしかして、誰かにバラす、とか?』

『お願い、、誰にも、言わないで、、
あたしが、、1人で、しちゃうこと、、』

  何かっつーと、これ言うよな。
始めは、なにガキ臭い事言ってんの?
って思ったけど。

  、、、、、、、、。

 、、、いやいや、小5だぞ?
18の俺ですら小5の時の事なんて、あんま覚えてねーし。

普通、人の恥部や失敗なんて、簡単に人に言っちゃダメなもん、、、
って事、大人なら、人生のどっかで学ぶ機会あるもんだろ、普通。

 、 、そこが、抜け落ちてるのか。

 だから、子供に見えるのか、 、。


「タクミくん?」

「、ん? あー、、なんでもない。
早く言ってよーー。」

「ん、うん、、。
あの、、、あのね、、?
昔、小さい頃、、って、そんなに小さくないか、。
6年生の頃に、ね、 、」

ちづるの思い出話が始まった。


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