紅茶-1
夜9時。
ピンポーンと、チャイムが鳴る。
ちづるはドアを開けた。
タクミが言う。
「、、、久しぶり。」
「、、、うん。」
ちづるはタクミを家にあげた。
「ちづちゃん、何かあった?」
「あ、ううん、、。なんか、電話してみよっかなーって。
、、それだけ。コーヒー飲む?あ、夜だから紅茶にしようかな?」
「、、、うん。」
ちづるは紅茶をいれた。
タクミは茶色のソファーに座っている。
ちづるは、下に敷いてあるじゅうたんに座った。
「やっぱり何か、あった?」
タクミはちづる顔を覗きこむ。
「んーん、、。」
「でも電話で、変だったよ?」
「そうかな、、?普通だよ。」
「そっか。」
「、、、。」
「、、、。」
タクミは、ちづるの考えている事が分からなかった。