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空の落し物
【ロリ 官能小説】

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反目する娘-1

深夜であった。貴道は夜中に何度か必ずトイレに立つ。そのとき、暗い廊下でパウリーナに会った。貴道は彼女を先にトイレに行かせ、自分は外で待っていた。まだ酔いが残っていた。
ドア越しに、パウリーナのしていることが手に取るように音で分かった。跳ね返る水音は勢いもあり、収まることなく長かった。紙を使う音の後、寝間着の下を上げる衣摺れが聞こえた。
貴道はパウリーナと交替に入った。パウリーナは流すのを忘れていた。貴道はそこに混ぜて自分の用を足した。
出てみるとパウリーナはまだそこにいた。そして黙ったまま、貴道のあとから部屋まで付いてきた。
「いいでしょ?」
そう中学生の娘は言った。寝間着の下をまず脱いだのに貴道は唖然とした。この異様な状況をどう考えたものか分からないでいた貴道だったが、もう、何が起こっても同じことであるし、事態を改善する余地などないのだと判断した。
貴道はパウリーナを寝かせ、裸の両脚を持ち上げた。女の子独特のにおいが忽ち漂ってきた。そこを見たさに貴道は携帯電話を慌てて取り出し、ライトで照らした。男の性急さがおかしかったのか、パウリーナはくすくすと声を殺して笑っていた。
男に観察させているあいだ、パウリーナは実に爽快そうであった。
「もっと見て。」
と小声で囁き、広げたり、摘んだりしてみせた。
貴道がしゃぶりつくように吸い始めると、まず驚いて身を縮ませたが、それから、声も体も、合わせて答えるように反応した。
「あ、行く。」
中学生の少女は素直に動きで表した。貴道の舌が締め出されるほどそこがすぼまり、布団に大きな染みを作った。貴道が飽きずに同じことをしていたら、震えて少女は何度も首を仰け反らせた。
入ってみて、少女は初体験なのではないかと貴道は感じた。下の娘と感触がそれほど似ていたのである。はだけた上の寝間着はそのままに、貴道は娘の尖った乳首を飲み込まんばかりの強さで吸いつつ、腰を動かした。もうだめ、を声のない息で繰り返していた中学生は、そのうちぐったりと反応しなくなった。貴道はパウリーナの中に出し尽くした。すっかり力の抜けた少女の、貴道が出て口の開いたままになっている赤い割れ目から、おしっこがちょろちょろ流れていた。

翌朝、チェロのコンサートに出かける算段を女の家族はしていたが、パウリーナは行かずに残ると言い張った。貴道おじさんと話したいことがあるとか、相談したいことがあるとか理由を述べた。母もリディヤも思い当たる節があるので、今日はそうしなさいと、三人で出かけて行った。
家族が出かけてしまうと、パウリーナは貴道に飛びついてきた。
「あたし、おじさんのこと、好きになっちゃった。」
パウリーナは明るい陽射しが差す中で裸になった。昨夜と違い、陽の光に輝く白い肌と若い命に溢れた体とが、神々しい魅力として貴道にまず迫った。
「おじさんの、見せてよ。」
少女は裸のまま近寄り、貴道のパジャマを下ろした。指で硬さと柔らかさとを確かめてから、
「本物は見るの初めて。これ、あたしのにしていいでしょ? ママには黙って。」
黒っぽい瞳がぎらつくような熱を帯びていた。女の欲もこんなに激しいものか、年齢のせいなのか、貴道が内心うろたえる迫りようだった。
少女は喉の奥に貴道を咥え込んだ。洗っていない髪の匂いが女臭かった。幼い唇は乳を吸うような無邪気さで動いている。少女が一瞬口を離した丁度そのとき、貴道は中学生の頬一面に撒いて漏らした。少女は可愛らしく狂喜の声を上げた。


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