代理父-8
8.
時が巡って、七五三のお宮参りがやってきた。
小雪は3歳になっていた。
田川夫妻が、お宮参りの衣装を着けた小雪を連れて、挨拶に来た。
「お陰さまで、すくすくと育っています」
「よかった、良かったですねえ」
「付きましては、お願いがいがありまして・・・」
「妻とも相談をしまして、一人ではなんなので、出来ましたらもう一人欲しいと、お願いに上がりました」
田川夫妻は、可愛い子に恵みまれ、吾郎の態度にも信用を深めたようであった。
吾郎にしてみても、乗りかかった船、結構ですよということになった。
前の時と同じ要領で、美雪の翌月の排卵予定日前後に三回、美雪が吾郎を訪れることに話が決まった。
吾郎は、再び10日間の節制を心がけて、当日に備えた。
「吾郎さん、お会いしたかったのよ」
3年ぶりにベッドの上で再会した美雪は、吾郎にむしゃぶりついた。胸にすり寄せる目から、涙が溢れた。
出産で腰周りに厚みの増した裸身は、迫力を増して、身体中からフェロモンを漂わせていた。
10日間の節制で精力の満ち溢れた男根は、鼻から吸い込まれたフェロモンの刺激を受けていやが上にも反り返り、亀頭を振り立てる。
「ああ〜素晴らしい」
美雪が目を潤ませて亀頭に吸い付いた。
いまさら、恥ずかしさも遠慮も無い。
夢にまで見た吾郎のシンボルを、両手に掴むと、唇に咥えた。
「僕も、もう一度美雪さんに会いたかったんだよ」
計らずも、美雪のフェラを目の前にして、吾郎の亀頭は美雪の口中で傘を広げた。
厚からず薄からず、形のいい美雪の唇から、己の男根がはみ出している。
勃起した男根を僅かに押し込むと、美雪は眉根をしかめた。
「きれいだ」
最初に想いを寄せた時に想像した美雪のフェラの顔が、今、目前にある。
「きれいだよ、美雪さん」
吾郎は、身体を反転させると、美雪の股を両手で押し開いて、クリトリスに舌を合わせた。
ムニュ〜むにゅ〜〜
ペロ〜レロ〜〜
枕灯から漏れる薄明かりに、真っ白な美雪の肌と、やや色の濃い吾郎の肌が重なり合って、隠微な音に合わせて、蠢いている。
亀頭の首を、美雪の舌が執拗に絡め立てる。雁首の疼きに、吾郎も思わずお小根を舌と前歯で噛んだ。
アッア〜アッァ〜〜ううううぅぅムゥ
美雪が、吾郎の逸物を口に吸い込んで、両足を突っ張った。