兄貴と彼女-1
クリスマスが終わって新年を迎えたある日。
莉菜ちゃんは兄貴から受け取った婚約指輪を左手の薬指にはめたまま俺の下で喘いでいる。こんなに俺が莉菜ちゃんを好きなのに、莉菜ちゃんは気づいてんのか気づいてないのか、知らん顔して俺に淫らな顔を見せつける。
俺も莉菜ちゃんが、俺とはセックスする事しか考えていない女だってわかっているのに、それでも腰を振り続けてしまう。
きっと俺からやめるって言わない限り、莉菜ちゃんはこのまま俺との関係を切らないつもりだろうな。俺ってただのセックスマシーンって事か?