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インポッシブル ラブ
【女性向け 官能小説】

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淫らな彼女-1

莉菜ちゃんと出会ってから2週間、彼女はまだ俺のバイト先に来ない。

そりゃあ、仕事が忙しいんだろ?
洋菓子店だったら得意先の注文でも入って朝から晩までケーキとか、クッキーとか作んないとなんねぇんだろ?

・・・俺はそう自分に言い聞かせて過ごしていた。


―――連絡先、聞いときゃよかった。
でも最初っからがっついたら、ああいうお嬢様タイプの女の子は退いちゃうかも知れないだろ?だからだな、ちょっと俺も待ってみようと思ったけど、今更ながら性に合わねぇことに気がついた。

こうなったら兄貴に莉菜ちゃんの職場を聞いて、会いに行くしかない!
前に食べたケーキがうまかったからとか言っとけば、あの兄貴なら疑いもしないだろう。


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