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例えばこんなカリキュラム
【二次創作 官能小説】

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〜 保健・健康 〜-4

 最後は陰部で吸う練習でした。 何でも『タバコの害を知った上でどうしても吸いたいなら、受動喫煙の可能性がない場所を選び、口以外で吸えば身体に被害もないので、膣か肛門で吸えばいいよ』ということだそうです。

 はっきりいって、意味がわかりません。
 ……まあ、学園で教わることなんて、99%意味不明ですけど。

 膣にタバコを挿します。 もともと膣の筋肉は締め付けるために加え、接するものを内部に引き寄せる形状になっています。 ですのでタバコを膣口で咥えてから、んっ、息むことでわずかな空気をタバコ越しに吸い込めるんです。 慣れていないため膣だけ力を込める芸当はできず、太腿をビクンと縮ませてしまいました。 
 吸い込んだところで1度タバコを抜き、腹式呼吸の要領で股から力を抜きます。 すると膣に取り込んだ煙が(ちょっとだけですけど)プカリともれます。 膣の入口が真上になるよう第五姿勢(まんぐり返し)をとることも忘れてはいけません。 この要領でタバコを吸う、ふかすを繰り返します。 肛門で吸う場合も同じで、違うのは体制くらいでしょう。 第五姿勢よりややお尻を高くして、腰を支えながらタバコを吸いました。 他のクラスメイトのお尻の穴がぎゅむぎゅむ動き、タバコを深く咥える様子を横目に、私も顔を真っ赤にしてお尻で空気を吸いました。 ただ、お尻からガスを出す時はどうしても下品な破裂音をさせてしましまう。 ブッ、ブヒッ、プピッ……お尻で囀りながら煙を吹くたび、8号教官から尻ビンタの指導がありました。

  
『飲酒』
 嗜好品といえば真っ先に思いつくのがアルコールです。 エタノール(C2H5OH)を主成分としたアルコール飲料は、脳の働きを抑制し、判断力を鈍らせるといった負の側面を多く持ちます。 しかも依存性があるため、健全な精神をもつ人物であれば縁がありません。 また、現代の殿方にはアルコール分解酵素が欠落しており、遺伝的にアルコールを受け付けないそうです。 なので、私達劣等な雌だけが飲酒の可能性を有している、と教わりました。

 タバコ同様、飲酒も無理矢理経験させられました。 メスが慢性的にアルコールを嗜む立場になることは至難なので、まず気を付けるべきは急性アルコール中毒になります。 そこで血中のアルコール濃度が0.20%の泥酔期になるよう、アルコール浣腸で直腸からエタノールを吸収させられました。 牛乳やグリセリン浣腸と違って灼けつく刺激に悶えながら、私達は自分でアナルストッパー付のイルリガートルをセッティングし、ウォッカベースのアルコールを直腸へと流し込みます。 異なるのは感覚以外に、排泄が許されない点もあります。 すべてのアルコールを吸収することが目的なので、排泄欲求が込みあげようと、アナルストッパーは外すことが認められません。 
 アルコールの効果は覿面(てきめん)でした。 ものの10分で猛烈な悪寒、意識が途切れがちになり、手足がもつれ、イルリガートルを支えるのがやっとです。 吐気に襲われても、胃の中には何も入っていないため、ただ胃液をえづくしかありません。 結局授業が終わってからも、その日は一日中芯の頭痛が辛かったです。 薬物で脳が麻痺するという現象を初めて実感できた経験でした。 


『薬物乱用』
 脳を以上に興奮させたり、抑制させる成分を含む薬物は、現実逃避や幻覚、一時的な躁状態や眠気払拭、感度上昇や色覚異常をもたらすといいます。 実は私、鞭でずっと叩かれていると、次第に頭がポォ〜ってしてきて、世界がクルクル回りだして、もっとぶって欲しくなるんですが……薬物でえられる感覚と近いかもしれません。

 アンフェタミン、カフェイン、コカイン、吸入剤、アヘン、フェンサイクリンジン……。
 鎮静剤、催眠剤、抗不安薬リタリン、多物質、抗精神薬、オーバードーズ全般……。

 薬物には強い依存性があります。 私達が保健の一環として経験する教材に選ばれた『大麻(マリファナ)』は、比較的依存性が低いものだそうで、一度くらいなら簡単に止められるし、入手方法はないため気兼ねなく耽っていいと教官には言われました。 せっかくなんで、普段のしんどい授業を忘れるためにも、教官の言葉に甘えようと思いました。 まずボング(水パイプ)に大麻をつめ、ガス化した成分をチューブに通します。 せっかくだから古来の方式に則り、口から吸わせて欲しかったですが、そうはいかないのが学園で、予想通りチューブの先はオケツの穴に咥えさせられました。 直腸の壁越しに成分を吸入すること15分。 確かにほんわかした気分になって驚きました。 これが自己陶酔という感覚でしょうか……悪くはありません。 如いていえば口許に力が入らず、周りのみんなも含め、だらしなく涎を垂らしていることが気に入りませんが、気分はすこぶる上々です。 学園も自慰も教官も寮長も何もかもどうでもよくなって、しばらくぼんやりした後、フッと我に返りました。 今から思えば学園に居ながらリラックスできた、本当に貴重な時間だったと思います。 後遺症も特になく、ついさっきまで薬物に浸っていたとは思えないくらい、アッサリと現実に戻ってこれました。 もし機会があれば、また試してみたいです……って思ってしまうのが薬物の怖さなんですよね。 やっぱり止めておきます……少し寂しいですけど。

 
 ……。


 『現代社会と健康』『生涯を通じる健康』『社会生活と健康』――保健には大きなテーマが3つあります。 今回は『現代社会と健康』というテーマの前半で習った用語を紹介しました。 次は後半で学んだ用語について、思い出しながら説明しようと思います。


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