投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

年下カレシ
【女性向け 官能小説】

年下カレシの最初へ 年下カレシ 132 年下カレシ 134 年下カレシの最後へ

真相-2

何年も行っていない、水族館デートに胸を膨らませて奈々子は家を出た。


(さりげなくゆかりの事聞いてみよう。
ゆかりってどんな友達?って。
それに、やっぱり葵君の事が知りたいよ。
大人ぶって彼が話してくれるのを待つなんてやめよう。)


奈々子はそう思った。
いつもの待ち合わせの駅、葵はすでに奈々子を待っていてくれた。


「ごめん、待たせちゃった?」

「全然、俺が早く着いちゃっただけ。早く奈々子さんに会いたかったから。」


彼はにっこりと笑いながら手を差し出した。
奈々子はそれだけで胸がきゅんとなった。
迷わずに奈々子は彼の温かい手を取る。


電車に乗って水族館に着くと、そこは夏休みとあって親子連れでにぎわっていた。


「わー・・・すごい人だね!ショー見れるかな?」

「奈々子さん明日も仕事休みだよね?ゆっくりしていこうよ。」

「うん。あ、見て!あの魚、変な顔〜。」


久しぶりの水族館に奈々子ははしゃいでしまう。
彼らはのんびりと館内を回った。


年下カレシの最初へ 年下カレシ 132 年下カレシ 134 年下カレシの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前