投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

年下カレシ
【女性向け 官能小説】

年下カレシの最初へ 年下カレシ 114 年下カレシ 116 年下カレシの最後へ

不安-1

奈々子は家に帰っても、疲れているはずなのに眠れなかった。
豹介の言った言葉が蘇る。


(葵君がゆかりを好きなことは間違いないって・・・ ?
親友が言うんだから、そうなんだろうか?)


葵を疑う気持ちが徐々に強くなって、奈々子の心に余裕が無くなる。
ゆかりに嫉妬してる自分がいる。
こんなことは初めてだった。


昼過ぎ、スマートフォンにメッセージが届く音がした。
ゆかりからだった。


“豹介から聞いたよ。
奈々ちゃん家まで送ってくれたんだってね。
ありがとうって言っておいてって言われた。
私からも、ありがとね。”


奈々子はすぐに返信する。


“ちょうど車だったから大丈夫だよ。
それより、ちょっと聞きたいんだけど・・・
ゆかりってどうして豹介君と付き合うことになったの?”


ゆかりからの返事もすぐに来た。


“恋バナ?!照れるじゃん。メールじゃなんだから、後で家に行くね。”


ゆかりはその日の夜、いつものように奈々子の家へとやって来た。


年下カレシの最初へ 年下カレシ 114 年下カレシ 116 年下カレシの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前