捕らわれたお京-4
むりむりむり…っ!! ぼとぼとぼとっ!!
椿はか細い鳴き声と共に途切れ途切れに茶色い液体と塊を吐き出し続けている。
「あひいいぃ〜…!!」
腹痛からようやく解放された椿の安堵の悲鳴が上がった。
ぷぶっ、ぶびびっ。
ひくつく肛門からは放屁の音が漏れ続ける。
いくら美女とはいえ、腹中に溜まったものや屁の臭さは皆同じだ。狭い地下蔵はたちまち猛烈な臭気に包まれた。
「おう、臭い臭い!! たまらん!! これはたまらんわ!!」
「椿殿! 済ました顔をしてこれだけ糞を溜め込んでいるとは、お主、文字通りとんだ臭(くせ)者じゃのう!!」
「わっはっはっはっは!!」
弦斎たちはたらいの中にぶちまけられた糞の塊と糞まみれで汚れた尻を見て大笑いした。
皆、鼻をつまみ、大げさに騒ぎ立てる。
ちょろちょろ…。ぷしゃああああ―――っ。
一通り排泄物を出し終わると、だらしなく開いた股座から今度は尿(いばり)が迸った。
出るわ出るわ、すごい勢いだ。こちらもよほど溜まっていたのだろう。
何度か勢いが弱まるのだが、その度に勢いを増して噴き上げる。
滝のような尿はたらいに受けきれず、周りにびちゃびちゃと跳ね飛んだ。
キラキラとした飛沫が黄金色に輝き、アンモニアの生臭い匂いが糞便の匂いに混じってゆく。
「うううううう―――…っ!!」
ひたすら泣きじゃくる椿。
操を奪われたことも屈辱だが、今度は人前で誰にも見せたことのない排便までさせられたのだ。
猿轡で舌を噛むことも出来ず、武士としてのプライドはずたずたである。
気丈で凛々しい女剣士としての笹原椿はもはや死んだ、と言ってもよかった。
「こやつの腹の中もだいぶ綺麗になったな。そろそろ楽しめるだろう。衆道好みでなくとも尻の穴というのはなかなかに良いものだぞ。どうれ、わしが手本を見せてやろう!」
そう言った弦斎が袴を下ろして下半身を露出させた。
薄汚れた越中褌の下から隆々たる盛り上がりが浮き上がっている。
弦斎は、右手にぺっと唾を吐くと、まだひくついている椿の尻穴に指をかけた。
椿の菊門には、先刻弦斎らに発見された黒いいぼがある。
ぷっくりと膨れて幾重にも折り重なったシワの途中から飛び出しており、指が潜り込むとこりこりとした感触を与える。
それはまるで禁断の穴への侵入者を拒むようでもあり、また玉門の上方についたおさねのようだ。
「ふはは、不浄の穴にいぼなど生やしておるとは、剣の道を志す武家娘にあるまじきことじゃ! わしがようく懲らしめてやるぞ!!」
「う"う"う"う"う"う"う"う"〜!!」
椿は屈辱に激しく泣き叫んだ。
尻穴の形状までも口にして女を徹底的に辱める弦斎の悪辣な手法だ。
「どうれ…。尻の穴の中までようくほぐしてやるからのう…」
ずぶぶ…っ!!
弦斎の太い指が肛門に潜り込んでゆく。
「や"あ"あ"あ"あ"あ"ぁぁぁ…!!!」
と、椿はくぐもった声で異物感に呻いた。
「どうじゃ? ん〜〜?」
酒臭い息を吐きかけながら、椿の腸内を思い切りかき回す弦斎。
括約筋が指をぎゅうぎゅうと締め上げる。
そのきつい締めつけに満足した弦斎はねちねちと入口から奥まで刺激を続けた。
「んっ! んっ! …んううううう!!」
椿の声にはいつしか甘いニュアンスが混じっていた。
ぐちゃっ。ぐちゃっ。…ぬぽっ。
褐色に染まった指が抜かれると、肛門はしばし広がったまま物欲しげにひくついた。
中出し汁でがびがびに固まっていた御満子もいつしか湿り気を取り戻し、穴の奥からとろとろ牝汁を溢れさせている。
「ふふふ…。尻穴が大分お気に召したようじゃな? 前の方もすっかり濡れておるぞ」
「……むう"っ!!(違うっ)」
椿は首を左右に振って必死に否定した。自分は感じてなどいない、さぁ早く殺せと目で訴える。
「ふふふ、そろそろ頃合か…。前と同じく一気にぶち抜いてやるからな。覚悟いたせ!」
弦斎は下帯をずらして逸物を取り出すと、菊門目がけて突撃した。
うつ伏せの椿の頭を手で押さえつけたまま剛直を押し当てて、ぐっと突き入れる。
めりめりめり…っ!!
先刻、椿の処女膜を引き裂いた巨大な右曲がりの逸物である。
同時に凄まじい圧迫感と痛みに叫び声が上がった。
「む"ぎゃああああっっっ!!」
「…おおう、こちらも良い具合じゃ。わしの逸物を食い千切らんばかりに締め付けてきおる!」
弦斎は満足げに呻くと激しく腰を使い始めた。
じゅぷっ! ずこっ! ずこっ! ずこずこずこ!
「どうじゃ! どうじゃ! 尻の穴を貫かれる気分は?! …ううっ!!」
どぷっ。どぷどぷ…っ。
強烈な締め付けに弦斎は呆気なく果てた。熱い迸りが腸の奥にぶちまけられる。
しかし逸物はまだ硬さを失わず、尻穴を埋め尽くしている。
竿の根元をぎちぎちに締められているので血流が阻害されているのだ。
「ふふ…。これで終わりと思うなよ。…うむっ」
じょろじょろじょろ…。
弦斎は腸内で放尿した。前夜から酒を飲み続けて溜まった膀胱の中身を一気に吐き出したのだ。
SMで言うところの、いわゆる『温泉浣腸』というプレイである。
「ひいいいいいぃぃぃ…!!」
腸内を生温かい小便で満たされた悲鳴が響く。
すっかり放尿が終わって萎びた肉竿が引き抜かれると、開き切った尻穴から精汁混じりの尿がだらだらと漏れ出した。
がっくりとうなだれる椿。
尻穴と牝穴を広げたまま、小便まみれの惨めな姿を晒している。
「どうじゃ、皆の者! 朝勃ちや疲れ魔羅は女の穴に突っ込んで鎮めるのじゃ! 早速お前たちもこの穴を使ってやれ!」
「ははっ!!」
異常なまぐわいを見せつけられて興奮した浪人どもは再び椿の身体に群がった。
重右衛門をはじめ、皆目が血走っている。