越えられない父の存在-7
「―――絵茉は疲れているんだったね。私も今日は調子が悪いから、絵茉だけ早くイかせてあげるからね。」
一馬はそう言うと舌でひくつくクリトリスを舐め回しながら、指を3本絵茉の汁が溢れる蜜壺に挿入してきた。卑猥な動きを始めた一馬の指に絵茉の限界が近づいていた。
「んんぅっ・・・あっ!!!」
絵茉を弄ぶ指の動きが段々と早くなる。大きく掻き回す指に翻弄されて絵茉の肉壁が更にぎゅうっと締めつけたかと思うと、絵茉の身体は大きくのけぞって彼女は果ててしまった。ピクピクと痙攣するように絵茉は動けないでいた。彼女ははぁ、はぁ、と疲労の息遣いをしながら宙を見ていた。一馬は絵茉の頬に軽くキスをすると、ようやく秘裂から指を抜いた。
一馬の指はびちゃびちゃに濡れ湿っていた。彼はその指を愛おしそうにペロッとひと舐めすると、そのまま絵茉の口元に持っていった。
「口を開けて舐め取りなさい。こんなに濡らして絵茉は本当にはしたない子だね。」
絵茉は無表情で言われた通りに口を開け、自分の漏らした愛液で濡れている一馬の指を舌で舐めとった。絵茉が綺麗に舐めあげると、一馬は絵茉を抱きしめながら口づけをし、そのまま彼は寝息を立てて眠りについてしまった。
絵茉は眠ることが出来ず、ただ為すがままに一馬に抱かれながら時が過ぎるのを待った。