越えられない父の存在-5
一馬は絵茉を自分の寝室へと連れて行った。
「今日から絵茉はここで私と寝るんだ。春花はもう帰って来れないだろうからね。」
絵茉は一馬の前で泣き出してしまった。
「絵茉、泣くことはないよ。私がいれば絵茉は寂しくないだろう?ほら、まだ疲れているだろうから私と一緒に寝よう。」
そう言って一馬は絵茉を抱きかかえて自分の広いベッドに寝かせた。次から次へと溢れ出る涙をこらえきれずに、絵茉は一馬から顔を背けた。
「こっちを見なさい、絵茉。」
そう言われても一向に自分の方を見ようとしない絵茉に痺れを切らした一馬は、絵茉に馬乗りになり顔を隠す彼女の両手を掴み、再び唇を奪う。
激しく貪るように唇を吸われ、絵茉は一馬に抵抗することが出来ず彼を受け入れるしかなかった。一馬の舌がぬるっと絵茉の唇を割って咥内を犯し始める。彼女の舌を絡める様に執拗に舐め回す。
一馬は押さえていた絵茉の両手を解き、絵茉の服を乱暴に捲し上げると、みずみずしい絵茉の可愛らしい乳房が彼の欲望をさらに高めた。一馬のいやらしい舌は絵茉の乳輪をペロペロと舐め始める。舌は円を描くように一周した後、舌先で先端部分を硬く突くと、敏感な絵茉の桃色の乳首は硬く膨れ上がった。
「あぁんっ!」
ピンと主張した先端の尖りを満足そうに見つめた一馬は、もう片方の膨らみにも同じことをする。やわやわとマシュマロのような白い乳房を揉みしだきながら、一馬は自分のシャツをぬぎ捨てる。そうして露わになった鍛え抜かれた上半身を絵茉の二つの膨らみに擦り付け始めた。