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例えばこんなカリキュラム
【二次創作 官能小説】

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〜 道徳・共生 〜-7

 ……。


 6つあるうちの、最後から2つめ。 互いの個性を理解し、尊重する。

 自分と同じように相手にも立場があり、その立場に立ってみれば新たな発見があるという。 立場といっても、大前提は同じだ。 私たちは全員牝で、殿方が回す社会の歯車になることだけが、生きる意味をもつ方法だ。 その上で、寮の先輩・後輩であったり、部活の先輩・後輩であったり、教官・生徒だったり、同期だったり、色んな違いを踏まえてこの学園に集っている。

 互いに理解することは、期待するだけ無意味だ。 だからこそ幼年学校での人間関係は、上辺だけの綺麗ごとだった。 理解できないものを無制限に理解しようとするから、破綻する。

 学園での個性といえば、自慰の得意場所だったり、排泄の練度だったり、乳房の張り具合、色素の沈着具合といった肉体的特徴だったりする。 どれも目で見て理解できるし、比較も可能な代物だ。 何しろ私達は『モノ』なんだから、互いの機能に限定して話を進めなければならない。 そうすることで、互いの個性を理解できる。 理解した以上は、多少理想の肉体と違っても、それが歯車として役に立つ場面があるのだから、尊重しなければいけない。 

 異常に豊満な乳房は、乳牛家畜という歯車に適合する。
 異常に柔軟性が乏しい肉体は、箪笥という歯車に適合する。
 異常に大きな陰核は、射的という歯車に適合する。

 それぞれがもつ個性を生かす歯車がある現代社会。 考えようによっては救いのある世界だと思う。 いいえ、そう思わなければならないんだ。


 ……。


 第2章、第6項目。 他者の期待や支えに応える。

 私たちは一丸となって、現代社会の中にいる。 社会の中で自分の役割を円滑に果たすようになるために必要なことは、他者に応えたいという欲求の発露、すなわち『感謝』の心ではなかろうか。 相手の善意に気づき、心の中で感謝の気持ちをもつことが、期待に応えるエネルギーになる――そう2号教官は教えてくれた。

 まだ学園生活は始まったばかりだ。 けれど、この短い時間の間にも、私は数々の指導を受けた。 それらに対してきちんと『感謝』の気持ちを持つことができているだろうか? 単に受け身で応じるだけでは、期待に応えているとはいえない。 それでは支える甲斐も存在しようがない。

 教官の指示で、私たちは机に登る。 姿勢は第3姿勢、腰を落として股間を突きだし、ぱっくり開いたお股から濡れそぼった膣をまみえ、大きな声で順番に、感謝の気持ちを表明した。

『淫らに肥大したくりちんぽを鞭で躾けてくださり、ありがとうございます!』
『くっさいウン汁を零しただらしないケツマンコに、漏らしたウン汁を詰め込んでいただき、感謝しています!』
『ケツマンコからチツマンコの壁を通じて、電流で喘がせていただき、ありがとうございました!』
『補習室でみなさんの貴重な大便を頬張らせていただき、勉強になりました! 嬉しかったです!』
『締まりのないケツマンコでリンゴを圧搾できるまで、肛門括約筋を鍛えていただき、ありがとうございました!』

 私を含め、誰もが『自分が最もつらかった』指導を1つ挙げ、感謝の言葉を大声で叫ぶ。
 
 ……それで終わりかと思っていたら、そんなことはなかった。 数名が教官に指名され、その場でいましがた感謝した指導を、もう一度再現されたのだ。 言葉と行動が伴ってこそ、誠意は相手に伝わるという、教官側の身勝手な理由だ。

 排泄物系は急に用意できないらしく、もっぱら痛覚系の指導が再現された。 電撃鞭でクリトリスを叩きのめされた上で、感謝の言葉を連ねさせられる。 肛門で果実を潰すべく括約筋に電流を流され、号泣しながら御礼をいう。 膣に両手が収まるまで陰唇ごと拡げられ、真っ青になりながら感謝する。 そんな光景が一頻り続いてから、チャイムと同時に、道徳の時間は終わりを告げた。


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