誘拐された椿-8
浪人たちの指は閉じようとする椿のまぶたを無理矢理広げ、股座に弦斎の逸物がめり込む様子を見せつける。
武家の娘として生まれた身にとって、何よりも大切な操。
愛しい人、夫となるべき人にだけ捧げる女の命を、このような無法の輩に無残にも破り取られるとは!!
舌を噛んで死ぬこともかなわず、浪人どもの獣欲の餌食になるしかない椿の胸は痛みと悲しみで張り裂けそうであった。
(殺してっ!! こんな惨めな私を早く殺しておくれっ!!)
椿の心の叫びは神仏にさえも届かないのか…。
めりめりめり…じゅぽっ!!
「おおおおっ! きついのう! 稽古で鍛えた女は締まりが違うわい!!」
逸物を根元まですっかり納めた弦斎が上ずった声で呟いた。
「どうじゃ! 初めて味わう男の肉刀は? お前の操を奪った男は、この山鹿弦斎じゃ! ようく心に刻んでから冥土に逝けっ!!」
ぬめる肉穴がぎゅうぎゅう締めつける感触と椿のぐしょぐしょに泣き顔に、たまらない快感と征服感を覚えた弦斎はさらに激しく腰を振った。
じゅぷっ! じゅぷぷっ!
弦斎の巨大な逸物がいっそう激しく肉穴を抉る。
反り返って大きく曲がった肉竿が出入りするだけで、膣口は目一杯広がり切ってしまう。
血混じりの愛液が泡立ち、隙間からぷくぷくと溢れ出す。
ずこん! ずこん! ずこん!
力強く突き下ろす度に赤黒く膨張した亀頭が子宮口にぶち当たる。
椿にとっては股座を巨大な火のついた松明で抉り、突かれているような苦痛である。
身体が真っ二つに裂けてしまいそうな痛みに絶叫した。
「うぎゃあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"…っっっ!!」
しかし、串刺しにされる女が泣き叫ぶ声には、男の獣性をいっそう刺激し、剛直をさらに硬くさせる効果があるのだ。
強姦者にとっては最高のバックグラウンドミュージックに酔いしれながら弦斎は剛直を突き下ろす。
「死ねっ! 死ねっ! このままくたばってしまえ! 小生意気な女武芸者め!!」
弦斎の心の中では今、己の肉刀で椿を刺し殺しているに等しい。
先日、得意の槍で隠密・静音の秘所を田楽刺しにした時のような気分の昂まりを覚えていた。
この男は生まれながらの加虐性欲者(サディスト)なのであろう。
「ああっ! 出るぞっ! 出るぞっ! お前の身体の一番深いところに、思いっきり出してやる!! わしの子を孕め!! 孕むのだっ!!」
いつもなら女がへとへとになるまで突きまくる弦斎のイチモツも、鍛え上げられた椿の括約筋には長持ちしないようだ。
どぷっ!! どぶぶぶ…っ!!
(びしゃっ! びしゃびしゃ…っ!!)
椿は、自分の胎内で弦斎の分身がはぜたのを感じていた。
初めて受け止める男の熱い迸りである。
けだものの吐き出した精液が肉穴の隅々にまで染み込んでゆく…。
(嫌ぁぁぁぁぁぁ…っ!!!!)
…がくっ。
痛みと絶望感から血の気が引いてゆき、椿はあえなく気絶した。
「ふう…。わしとしたことが、もう出てしまいおった。この女、なかなかに良いぼぼ(女性器)じゃ」
…ごぷっ。
弦斎がうなだれた逸物を抜き去ると、ぽっかりと口を開けたままの御満子から、湯気と共にだらだらと中出し汁が溢れ出す。
そのだらしない肉穴を見ていると、この穴を自分が醜く変えてやったのだ…という実感が湧いてくる。
そしてますます嗜虐心がそそられる。
(この女を次はどうやって虐めてくれようか…?)
椿の身体から離れた弦斎は、ふとある思いつきが頭に浮かんだ。
脇に置いてあった愛刀から小柄を取り出すと、椿の豊かな尻たぶに押し当ててすっと横に引いた。
尻肉はたちまち切れて、つー…と、赤い血を一筋垂らした。
「ようしお前たち、この女を好きにしても良いぞ! ただし幾つか注意がある」
「ははっ。弦斎殿、では我らもご相伴にあずかるといたしましょうか…。して、どのような注意ですかな?」
「まず、口と尻の穴は使うな! うっかりイチモツを含ませれば噛みちぎられるやもしれぬでな。尻責めは後の楽しみにとっておくのじゃ! そして…」
「そして…?」
「一回中に出す度に、この女の尻たぶに傷をつけよ! このように横に線を引き、五回目は縦に引く。これで何回犯したかわかるようにするのじゃ!!」
「承知仕った!」
「うっほおおおおおおっ!!!」
いきり立った浪人たちは副首領格である重右衛門を中心に、椿の身体へと群がってゆく。
重右衛門がのしかかり、気絶しているのも構わず荒々しく突っ込んだ。
周りの浪人たちはその胸乳を鷲掴みにすると荒々しく揉みしだいてゆく。
その激しい痛みに椿はたちまち正気づいて、再び絶叫する。
「むぐう"う"う"う"う"う"う"う"う"う"っっっっ!!!!」
地獄の一夜はまだ始まったばかりであった。