誘拐された椿-6
「舌など噛まれては元も子もないからな!! おい!! 誰か猿轡を用意せい!!」
「女剣士殿はふんどしがお好きのようじゃ。お前らの薄汚れたふんどしを貸してやれい!!」
「ははっ。それは良い趣向ですな!!」
「わっはっはっは!!」
浪人の一人が袴の中に手を入れてふんどしの結び目を解き始める。
黄色い小便の染みのしみついた薄汚れた一枚の布が弦斎に手渡された。
弦斎は一番汚れた部分を選んで結び目を作ると、椿の口の中に無理やり押し込んだ。
「むがっ!! むう"う"う"う"…」
重右衛門が後ろに回って両端を後頭部で縛り上げる。
「どうじゃ、美味いであろう? 男の味がたっぷりと染み込んでおろうが!」
口中一杯に広がる吐き気を催すような味と、強烈な臭み。椿は顔をしかめた。
「そろそろ女剣士殿の大事な股座をじっくりと検分させていただこうかのう。それっ!」
弦斎の号令と共に椿の股間に伸びる浪人たちの手。
浪人どもの手がふんどしの横褌を掴んで引っ張り上げる。
「う"む"う"う"う"う"っ!!」
くぐもった喘ぎ声が響いた。
「ほれ! ほれ! どうじゃ? 女剣士殿はこれが好きなのじゃろう?」
ぐちゅっ! ぐちゅっ!
割れ目の奥まで無理矢理ふんどしを食い込まされ、敏感な肉の芽と花弁が擦り上げられる。
(痛ううっ!!)
椿は悲鳴を上げたが、唸り声にしかならない。
何度も何度も引っ張り上げられるうちに、股間に食い込む赤い晒し布はよじれて紐のようになる。恥丘が三つに分断されて、左右からはしたない縮れ毛がはみ出した。
「おや? 何やらふんどしが湿ってきたぞ! 無礼者に股座をいじられて感じておるのか、女剣士殿?」
「む"う"う"う"っ!!(違う!! 違うっ!!)」
椿は泣きながら首を左右に降った。
「では、そろそろ御開帳といくか!!」
「麗しい観音様を拝ませていただこうではないか!! がははははは!!」
ずり…ずりっ。
弦斎の手が、紐のようになったふんどしを徐々に横へとずらしてゆく。
それにつれて椿の御満子が顔を出した。
さんざんに擦られて赤くなった局部が露わになってしまう。
充血しきって寄り合わさった二枚の肉びら。その上方にある膨れ上がった肉鞘。そして興奮して立ち上がった縮れ毛。
大柄な椿の亀裂は縦長でよく発達している。小陰唇も陰核包皮も大きく肥大化し、皺が寄っている。
肉厚の二枚の花びらとおさねの皮が折り重なって寄り添う姿は、まるで蛹のようであった。
上品で清楚な顔立ちの椿に似合わぬ、大ぶりで肉厚、下品な相の御満子である。
「女剣士殿のあそこはなんともいやらしい形をしておるのう…」
「ビラビラが随分大きくて皺が寄っているではないか!!」
「日頃から一人でよくいじって遊んでおられるのだろうなぁ!」
舌なめずりしながら椿の恥ずかしい割れ目へと熱い視線を向けている浪人たち。
口々に下品な言葉を口走り、椿を辱めていく。
「では、次は二枚貝の奥の奥までようく拝見させていただこうか!」
本当は先刻の味見で形状も味も匂いもよく知っているのだが、芝居気たっぷりに大げさな口調で言い立てた。
「む"う"う"う"〜〜っ!!(嫌ッ!! やめて〜っ!!)」
浪人たちの節くれだった指が四方八方から割れ目を広げにかかった。
くちゅ…っ。ぐぱあっ!!
引き伸ばされた小陰唇はエイのように翼を左右に広げ、湿った肉庭をすっかり露わにする。
中には小便の穴とその奥の牝穴が顔を出し、じゅくじゅくと白濁した粘液を吐き出しているのがわかった。
肉鞘も根元まで剥き下ろされ、逃げ隠れ出来なくされた陰核は真っ赤に膨れ上がり、ぴんとそそり立った。
これが今まで誰にも見せたことのない秘密の花園。
椿の淫らな本性を映し出す、秘められたもう一つの顔だ。
女の最も恥ずかしい部分を隅々まで鑑賞されて、椿は全身が総毛立つような屈辱感と絶望感を感じていた…。
(殺せっ!! このような恥辱を受けるくらいなら早く殺せっ!!)
凄まじい怒りの目で弦斎を睨みつける椿。
「ふふふ…。わしが憎くてたまらん、という顔つきだな。まぁそう焦るでない。じっくりと楽しもうではないか」
「赤子を産む穴から膜が飛び出しておるぞ!! 剣術の稽古ばかりで男を知らぬ身とはな…。これからたっぷりと男の味を教えて進ぜよう!!」
「どんなに嫌がっていても、下の口はしとどに濡れておるぞ!! こっちの口は正直者じゃのう!!」
弦斎の言葉を継いで、恥ずかしい御満子を浪人たちが言葉で辱める。
椿は聞くまいとして激しく首を振った。
「そうじゃ、正直な方の口で我らの仕事を邪魔した詫びの言葉を入れていただこうかのう…」
椿の痴態を見つめてにやにや笑う弦斎が、さらに屈辱的な提案をした。
「おお、それは良い余興だ!! さっそくやっていただこうではないか!!」
「どれどれ…!!」
浪人どもが色めき立った。
椿の御満子を広げる太い指の群れが上下左右、様々な方向に動いてゆく。
その度に淫らな肉庭をさらけ出す御満子が表情を変え、ぱく…ぱくと口を開ける。
「こ、の、た、び、は…。み、な、さ、ま、に…」
「た、い、へん、な、ご、めい、わく、を、おかけ…して…」
「まことに…もう、し、わけ、ござい、ませぬ…」
浪人たちの台詞に合わせて、椿の牝穴が左右に広げられたり、すぼめられたりする。
じっと見つめていると、まるで御満子が本当に口をきいているようだ。
英語で言うところの『プッシー・トーク』というやつである。
「おわびに…わた、くし…。ふしょう、ささはら、つばき、めの…。お、まん、こを、きょうじます、ゆえ…」
「どうか、みなさまに、あらばち、を、わって…いただき…」
「つばき、に、おんなの、よろこびを、おしえて、いただきとう…ぞんじます…」