光の第6章【史上最大の挿入】-3
「クハハハハ、勝利宣言くらい、ゆっくりさせろ」
勝利者の余裕か、ぺニス星人は笑いながらも、マミの願いを叶えてやることにした。ぺニス星人は精神の崩壊した牝に種付けをするより、やはり意思を持った牝に種付けを好む。
ぺニス星人は生殖機能を兼ね備えた自身の頭部を、ウルトラレディの淫口に宛がった。
「ああん!」
その刺激だけで、マミの子宮がキュンと縮んだ。
こうなれば、もう束縛の必要も無い。ぺニス星人は触手の戒めから女体を解放した。マミは自由になった手を使って、自身の太ももの裏を抱え上げると、淫口を開いて更なる刺激を求めた。
「ククク、積極的じゃないか」
ぺニス星人は笑いながら、愛液溢れるマミの淫らな穴に頭部から挿入した。
ジュニュウ…
「いやああああああああん、やあああああああああん」
待ちに待った刺激にマミは女体をのけ反らして喜びを表した。
女体を解放した触手が、乳首を摘まみクリクリと捻った。その刺激で女体がピクピクと反応した。
【おおおっ、キツイ、キツイ、さすがに選ばれし者、いいモノを持ってるじゃないか】
マミの中では肉声は使えない。再びテレパシーを使ってマミに伝えた。
ペニス星人はマミの中を楽しむように、ゆっくりと自身の肉体の抽挿を始めた。しかし、散々耐えたマミはそんな刺激では直ぐに物足らなくなってきた。
「ああん、もっと、もっと、奥まで淹れて、ああん、ああん」
【まてまて、もう少し楽しませろ】
ペニス星人はペースを変えなかった。
「いや、いや、もっと、奥まで突いて、ああん、ああん」
業を煮やしたマミは、自身の淫口から出ているペニス星人の体を掴むと、激しく前後に揺すり、強引に刺激を求めた。
「ああああん、いい、いい、気持ちいい、あああん、あああん」
ようやく仲間と同じその歓喜の言葉が言えて、マミは嬉しくなった。
【くううっ、し、締まる、これは早くイってしまいそうだ】
歓喜に咽び泣くマミとは別に、媚薬の苦しみから少し解放されたことによって、冷静な部分のマミが思考を始めた。
ペニス星人が絶頂を迎える。イコールそれはマミの肉体の破滅だ。冷静な思考は警告を発するが、淫乱さの開花を始めつつある女体を制御することはできなかった。
「あっ、あっ、気持ちいい、もっとして、あっ、あっ、もっと、オマンコに、あっ、あっ、もっとして、ああん」
マミの女体はそれでペニス星人の射精が早まることを知りながら、淫語を連発し、髪を振り乱して、更なる快感を求めていった。
【くっ、可愛いヤツめ。私もペニス星人だ。お前がイクまで我慢してやろう】
なんだかんだと言いながら、折角の逸品にペニス星人も長く味わっていたいようだ。
歓喜とは別の僅かなマミの思考が、敗北感に打ちのめされていた。マミの目から歓喜とは別の種類の涙が溢れてきた。それが冷静なマミのできる唯一の抵抗だった。
だが、マミがその涙を流した時に、突然封印されていた過去の記憶が脳裏に甦ってきた。
それは母親の記憶だった。マミの母親はマミが物心付く頃には既に居なかった。その封印が解けるまで、マミは自分の母親の顔すら知らなかったのだ。
マミは脳裏に映る自分の母親の顔に驚いた。
それは一部の間では、知る人ぞ知る有名人だったからだ。