メロひな 〜愛憎の行き着く果て〜-4
…仕組まれた愛憎劇
「面白いことになってきたね。はるか。景太郎君を巡っての醜い争い。か。」
ひなた荘を窓越しに眺めながら、瀬田は楽しげにそうつぶやいた。
「うう…瀬田様ぁ…早く、早く、くださあい…」
はるかが瀬田の足元で四つん這いになって淫らな裸体と痴態をさらしていた。
だらしなく開かれた口と目は、快楽を瀬田にねだっている。
それをみて、くくくっ…と瀬田がうすい含み笑いをもらした。
「まったく淫乱だね、君は。昔からそうだ。あの、忌まわしい事件の後、俺が無理やりに犯してやったときから。」
「犯してやったのに、お前は喜んだよな?ええ?」
忌まわしい事件、という単語にはるかが、ピクリと反応する。
フンと鼻を鳴らして、瀬田ははるかの尻を平手打ちでたたいた。
ぴしゃりという張りのある小気味いい音があたりに響く。
「ああ…そうですう…はるかは、瀬田様専用の淫乱でどうしようもない犬です…かわいがってくださいぃ…」
瀬田のお尻打ちにはるかは、たまらなそうに身をくねらせた。
うつろな目をして、半開きの口から涎をたらしながら、服従と求愛の言葉を口にする。
「さて…ひなた荘は、これからどうなるんだろうねえ?」
「ふふ…連中をけしかけてやった甲斐があるというものだよ。実に面白い見ものになりそうだ・・」
「あふっ…!うああん…」
瀬田は、そう言って突き出した指をはるかのアナルに突き刺した。
いきなりの刺激に短く痙攣をして、はるかは指の入っていく感触に身をよじらせる。
「さ〜て、これからどうなるだろうね。愉快でたまらないね。
「ふぅん……!あン……!」
「愛なんていうくだらない物のために壊れていく友情、信頼…くくく…まあ、高みの見物でも気取ってますか。」
ぐちゅ、ぐちゅ…
アナルに差し入れた指を前後に突き動かす。
そのたびにはるかのアナルはきゅう、きゅうと締まり、瀬田の指を締め上げている。
「面白そうだったら、俺が入っていって掻き回してやるのも面白いな。」
「…うん。特になるちゃんやキツネちゃんあたりをかき回せば…くくく…」
じゅぷっ…じゅぷっ…!
湿り気を帯びていやらしい音を響かせるようになったアナルから瀬田は唐突に指を引き抜いた。
はるかの液体でぬめる指先を鼻先にかざして匂いをかぐ。
「臭いな。はるかの糞はいつも臭う。糞女め。」
「ああ…だめえ…」
瀬田の意地悪な言葉もはるかの耳には、入ってはいない。
うつろな目は快楽だけを、求めていた。
「…ふん。罵り言葉にも反応なしか。我ながら、見事な調教だよ。」
いくぶん満足げな表情で四つんばいのはるかを見下ろして、にやりと笑う。
「ああ…はるかは…もう我慢できません…」
快楽を中途半端に打ち切られて満足できないのか、はるかは瀬田へと擦り寄って快楽を求め、尻を振る。
「そんなに心配しなくてもちゃんと犯ってやるから安心しなよ。はるか。」
そう言って瀬田ははるかのアナルへと肉棒を突き立てた。
愛情 と 憎悪 交錯する、もうひとつの「ラブひな」は今より始まる…
つづくあとがき。
どうでした?ドロドロ模様のひなた荘は?
私的にこういった恋愛でドロドロするのは大好きなのでこんなの考えてみました。
愛情ゆえに狂った住人達をお見せできれば、思ってます。ダーク瀬田の活躍も期待です。
では。