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年下カレシ
【女性向け 官能小説】

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元カレ-5

「そんなの絶対許さないから。奈々子は俺のもんだ。」

乱暴に服を剥ぎ取った幸雄は、奈々子を睨むように見つめながら言った。

「誰にも渡さない。」

何とか幸雄から逃れようと身体をよじらせても、無駄な抵抗だった。
彼は乱暴に愛撫を始める。
嫌だ、触らないで!と叫ぶ声も、すぐに幸雄の唇で塞がれてしまう。
涙で溢れた瞳の奥に、葵の顔が浮かぶ。

助けて葵君と思いながら、自分に幻滅していた。
どうしてあの日幸雄に別れようってきちんと伝えなかったんだろう。
どうしてあの日幸雄のメールの返事をしなかったんだろう。
一人で勝手に自己完結していただけだ。

自分の浅はかな行動が悪いんだ・・・。
でもどうすればいいの・・・?

そう思った時、幸雄のモノが奈々子の秘裂に突然入って来た。
彼女の頭は真っ白になる。

「痛い!痛いよ、幸雄・・・お願い、やめて。 謝るから、お願い・・・。」

懇願する声もむなしく幸雄は腰を推し進め、
彼自身を奈々子の中に何度も打ち付けた。

「奈々子・・・俺たち結婚するんだから、今、中に出していいよな。」

「いや、嫌だ!!やめて、やめて!!!」

それだけは避けようと、奈々子は必死に幸雄の身体を押して抵抗したのもむなしく、
幸雄は彼女の中で果てた。

奈々子はしばらく呆然とそのまま横たわるしか出来なかった。


「俺はお前と別れる気はないからな!!」

そう怒鳴るように言い残して、幸雄は奈々子の部屋から出ていった。



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