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恋愛レッスン?
【女性向け 官能小説】

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その時、個室のふすまががらっと開き
「付き合ってる訳じゃないんだけど。俺が一方的に真子ちゃんを束縛してるんだ」

なんて言いながら清水さんが入ってきた。
迎えに行くって、言葉通りなら帰り間際ですよね?
この時間は始まって間もないんですけど!

清水さんの言葉を慌てて否定しようとした私の隣に座って
腰を抱き寄せた。
「真子ちゃん、これってやり過ぎ?」
なんて笑う。
「やりすぎですよ!」
「そうか。束縛なんかしたことないから程度が分からないな」
なんて考えるふりをしているけど
絶対嘘だ・・・

この人、本当に今まで束縛してこなかったの?

でも、カッコいい清水さんにこんな事を言われて嫌な気がする訳もなく。
さっき、恥ずかしくて一気に飲んだビールが
遅れたので急いで走ってきた身体に急にぐるぐると回りだした。

ほんのちょっぴり、清水さんに傾けた身体を
無意識のように支えてくれる清水さんが心地よくて
安心して身体を預けた。

「なにをこそこそ話しているんですか」

そんな私たちは同期にからかわれて、

「いや。同期会なのに3期上が乱入してごめん。
でも、ここで聞いたことは誰にも言わないから、どうぞ」
と、清水さんが笑いながら話を促した。




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