投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

恋愛レッスン?
【女性向け 官能小説】

恋愛レッスン?の最初へ 恋愛レッスン? 8 恋愛レッスン? 10 恋愛レッスン?の最後へ

-3


「し、清水さん。真子と知り合いですか?」
そう美咲が聞けば
「ちょっとね」
なんて軽くウインクした。

その会話を食堂中がこっそり聞いているのが分かる。

「真子ちゃん、今日は仕事上がりに会えるかな?」
女の子を悩殺するような笑顔でこっちを見るから。

「あの・・・今日は同期会・・・で」
と、しどろもどろに答えると
「どこで?迎えに行くよ」
なんていう。

迎えに行くよ?

こんなところでそんなこと言っちゃっていいんですかっ!

「いつもの駅前の居酒屋?」
か、会社でフェロモン出さないでほしい。
そう思って答えるのが遅くなったところで美咲が
「いえ。あの。同期会なので・・・場所は違うんです」

「あぁ・・・先輩たちに聞かれたくない話もあるからな」
と、小さく笑った。

「場所は真子から聞いてください。って清水さん・・・
真子を。迎えに来るんですか?」
「そう」
「なんで真子を?」

「束縛しようと思って」

ね。とわずかに小首をかしげてにっこり笑う。
清水さん、本当にフラれてるんですよね?2回も!




恋愛レッスン?の最初へ 恋愛レッスン? 8 恋愛レッスン? 10 恋愛レッスン?の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前