人妻と温泉-1
こんなに体に残る余韻が消えていくのが淋しく思った事はないと実感している紗英。残念ながら刻々と体から快感が抜けていく。健太郎のペニスも萎え、ゆっくりと抜かれた。
「ぁん…」
健太郎には物惜しそうに聞こえた紗英の声。健太郎がお互いの体液で汚れたペニスを舐めさせようと思った瞬間に紗英が体をゆっくりと起こし自らペニスを咥えて来た。
(さすが!分かってるね。)
健太郎は紗英の頭を撫でながら精子と愛液の混ざる臭そうなペニスにしゃぶりつく紗英を見つめていた。
(いつもお掃除させられてんだろうなぁ…。慣れてるな。楽でいいや。)
いい女が臭い体液に慣れている事に興奮を覚えた。紗英は亀頭の先から玉のつけ根まで丁寧に舐めペニスを掃除した。
口まわりをベトベトにした紗英がお掃除フェラを終えた。すると健太郎がペットボトルに入った水と錠剤を手渡した。
「これは…?」
「ん?ピルさ。後ピル。本当に妊娠したらマズイだろ?飲んでおけよ。」
「う、うん。そうだよね…」
冷静になればとんでもない事だと思う。もし他人の子を妊娠しただなんて事態になれば、性的に満たされていないとは言え至って幸せな家庭が崩壊する事になる。ピルは使用した事はないが知識はある。紗英は手渡された錠剤を口に入れ飲み込んだ。
「今日は絶対紗英を何度も抱くと決めてたから、持って来たんだ。俺、ゴムしない派だからさ。生じゃないと燃えないんだ。」
「そうなんだ…。」
そこまで本気で今日の旅行で自分を狙っていただなんて思ってもいなかった。夜の宴会までそんな素振りは一切なかった。紗英も少しは期待していたが半ば諦めていたので余計に驚いた。
濃厚なセックスに、もうたくさん抱かれたような気でいたが、まだ1回だ。 健太郎は何度も抱くと言った。あんなに激しいセックスをしてもう休むのかと思っていた紗英だが、そうではないらしい。またあんな激しいセックスが行われるのかと思うと体がもつかどうか心配になる。
そう思っているそばからベッドの上に女の子座りをしている紗英の背後から抱き着きゆっくりと胸を揉み始めた健太郎。その巨乳の揉み心地を喜ぶかのようにいやらしい手つきで紗英の胸を揉み続ける。
「たまんないオッパイしてるよ。ずっとこのオッパイを揉みたかったんだよ。」
「そ、そうなの…?」
「ああ。いつも密かに紗英のオッパイばかり見てたよ。脚とか太股とか、さ?」
「え〜?嘘〜。」
「嘘じゃないよ。フフフ」
胸を揉む健太郎のいやらしい手つきに頬を赤くする紗英は未だ快感を求める体とは裏腹に頭では理性を取り戻しつつあった。